縦横無尽に企むタスク管理のフロー
本noteでは、私が実践している、タスク管理のフローについて、書いてみます。
①仕事が発生
何かを達成しないといけない、という状況が、タスク管理の始まりです。
②仕事を組み立てる
何をどういう風に進めて、目的を達成するのかを考えます。
③必要な時間を想定する
何をやるにも時間が必要です。
だいたい、どれぐらいの時間が必要か、想定しておきます。
④他の仕事と時間を調整する
時間は有限なので、使いたいだけ、時間が使えるわけではありません。
実際に使える時間を見極めないといけませんし、場合によっては、仕事の組み立てを考え直す場合もあります。
⑤1日の流れを整える
どういう順番で仕事に手をつけると、気持ちよく仕事が進められるか、シミュレーションします。
⑥仕事の状況を確認する
これだけ考えてきたのに、考えただけでは効果が半減です。
一日一回は、仕事全体の状況を再確認します。
それが、新たな仕事につながることもあるでしょう。
駆け足でしたが、なんとなく伝わったでしょうか。
こういった流れで、「仕事をいい感じの状態に維持する」ことを実現しています。
Plan(計画)–Do(実行)–See(評価・見直し)サイクルでいうと、②〜⑤がPlan、⑥がSeeに当たります。
ポイントは、Planに、縦の企み(ある仕事をどうやって進めるか)、横の企み(他にも仕事がある中でどうやって時間をやりくりするか)、両方がそろっていることです。
「縦横無尽に企む」ことが大事ではないかと思います。
タスク管理のフローというと、GTDのフローが有名ですが、違和感を感じる部分があるので、比較のため、自分のフローを言語化してみました。
なお、実際のツールは、次のようなフォーマットになっています。
GTDのフローを見て感じる違和感は、「GTDは間違えないからダメ」なのではないかということです。
GTDのフローは、「次にやることリスト」を作るところで終わっています。そうすると、仕事が不調であっても、「GTDのフローの外側」にその原因を求めることになるケースがほとんどではないでしょうか。
つまり、GTDのフローの中では、PDSサイクルが回らないのです(多分)。これではタスク管理の水準が改善されていかないでしょう。(実際のところどうなのかは、分かりませんが)
※GTDのフローについては、以下サイトの下記図がとても見やすいです。
https://www.kikakulabo.com/gtd/
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