- 運営しているクリエイター
#先住民
時間は存在しない、という境地
朝目覚めると、今日のミッションがどっと頭に押し寄せる。やれやれ。それを一旦別の引き出しにしまって、今朝も淡々と太陽礼拝から始まった。
体が伸びる、縮む、を繰り返す。ゆっくりゆっくり5回。背骨の一つ一つがいろんな形になる。筋肉が動いている。三半規管がバランスを取ろうとする瞬間を感じる。じわーっと汗が出てきて、ふとしたポーズの中で自分の体から立ち上る体臭をかぐ。と、次の瞬間はシャワーで石鹸の香りに埋
一本の柱とココナツ。先住民の最強の神殿
今日はインド先住民の神様の話。ヨガの太陽礼拝をしていたら、なぜかその話を書きたくなったから。
朝から雨だったこともある。家族はまだ起きてこない。シンとしたリビングでヨガのポーズを続けていたら、雨音がしとしとと耳に響いて、そのままさーっと体に染み入ってきた。そして雨の向こうに太陽があった、と言うと引かれるかな。でもそこでなぜか全身に万能感が漲ってきた。太陽の光が暖かかった。人はなんて不思議な存在な
ワルリダンス。みんなで回って獲得するもの
インド先住民ワルリ族の村へ通い始めて9年。行くたびに強烈に自分の身体に刻まれるもの、それはワルリ族たちのダンスパワーだ。
ワルリ画は昔の暮らしを表現しているの? と聞かれることがあるけれど、そんなことはなくて、現代の暮らしがそこに描かれている。人々はかまどに薪をくべてご飯をつくるし、パチンコ(スリングショット)を手にジャングルを散歩して、ときに食糧の鳥を落とす。20代の友人たちの話だ。
ワルリ