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#21 島の人たちは、とにかく雑談をする

島に遊びに来て、3日目。

ぼくにとってはいろんな物事が新鮮で、でもなんだか懐かしくて、小学生の夏休みを取り戻したかのような日々を送っています。サイコー。

島を散歩していると、おじいちゃんおばあちゃんたちが雑談をしているのを、よく見ます。本当によく見る。

この島は人口で言うと500人くらいのとても小さな島だけど、そんなに人が少ない感覚がない。それは、みんな家に篭らないで、外に出ておしゃべりをしていて、なんだか賑やかな気がしてしまうからだと思います。

お喋りの内容は様々で、天気の話、高校野球の話、親戚の話などなど。他愛もない、目的もない話題ばかりです。

目的がないことが、大切なのかもしれません。

実際に会って話すだけでなく、この島の人は電話をよくしています。電話の相手は親戚だったり島の友達だったり(たまに生命保険の勧誘が来て、きっぱり断ったりしています)。ぼくたちがLINEするみたいな感覚で電話をしています。

そして、ぼくのようなよそ者も、雑談の輪に入りやすい、不思議な雰囲気があります。

ふらっと通りかかって挨拶し、「暑いですねー」みたいなところから話が盛り上がる。「どこの子?」とか「どこ泊まってるん?」みたいな話から盛り上がっていって、気付いたら長話をしてしまう。

島の昔の事件の話や方言の話、文化の話を聞けることもしばしばで、プチフィールドワークみたいになるときも。

そんな雑談が多い島で、一緒にたくさんおしゃべりする旅をしています。

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