#7 組織の中にいる人は、みんな人間なんだと思った話

組織が大きくなればなるほど、一人一人との関わりは薄くなったり、顔や思いは見えづらくなったりしがちです。

人を人としてではなく、数や群れで捉えてしまうことが増える。

でも、とても当たり前だけど、組織の中にいる人はみんな、それぞれ感情も思考も持っている人間なんだな、と思いました。

先日、内定先のツクルバにて全体会があり、内定者の立場ですが一緒に参加させていただきました。

全体会の中では、各事業部の部長や室長etcが実績や今後について全体に共有することがメイントピックなのですが、ツクルバは割とエモめの会社なので、折に触れて今の思いみたいなことを話してくれます。

ぼくは基本人間に興味があるので、そういうのを聞くのは好きで、内定者なのでまだ会社の中のことを知りきれていないこともあり、「ほえ〜」とか、「いいな〜」とか、「わかる〜」とか思いながら聞いていたのですが、ふと周りを見渡すと、ぼくと一緒にその話を聞いているツクルバのメンバーがたくさんいました。

ツクルバは今170人くらいの組織になっているので、来れない人もいますが少なく見積もっても100人くらいのメンバーがそのお話を一緒に聞いているわけです。

そんなメンバーのみなさん、みんな色々な表情で話を聞いていました。うなずく人、うつむく人、真剣な顔をしている人、笑っている人、眉間にシワを寄せている人。

それを見ながら、「ああ、みんなにもそれぞれ思いがあるんだろうなあ」と気づけました。

内定者のぼくでも、自分なりにいろんな思いを持ってツクルバに入社することに決めました。同じような思いや、働いていく中で感じていることは、メンバーのみなさんにもきっとあるはず。

でも全体に向けてそれを発信する場をたくさん持てるのは一部の人たちのみ。ツクルバはエモめの会社なので(2回目)他の会社に比べると圧倒的に思いを語る場や文化はありますが、それでも全体に向けて話す機会に差は生まれてしまう。

それは組織の拡大トレードオフなので仕方ない部分もあるのだけど、「なんだかなあ。もっとみんなの話聞きたいなあ。」と思いました。

ぼくは人間に興味があるので、みんなの思いをもっと聞きたい。

人それぞれの思いに貴賎はないから、思いを伝えたい人が発信できる場をもっと作れないかな、と思いました。

数・群れ・マスとしての組織ではなく、一人一人の思いや意志の集合体としての組織であることを、もっと伝えていきたいです。

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