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「自分という他人」と向き合うときに、大切にしている4つのこと

「自分との向き合い方」に関する言説はしばしば耳にしますし、同じように「他人との向き合い方」に関する言説も世の中にはたくさんあります。

それぞれとても大切なことです。ぼくもそのようなテーマのnoteを何本か書いてきました。

ただ、特に「自分との向き合い方」を書いているとき、うまく表現しきれないような感覚というか、本質的なことを端的に伝えきれていないような感覚がずっとありました。

そんな中、先日ある本の中で「自分という他人」というキーワードを目にして、これまでのもやもや感が解消されたんです。

「自分という他人」を言葉を手がかりにすると、自分と向き合うときにぼくが大切にしていることは、他人と向き合うときに大切にしていることに繋がってくるように思えます。

①気持ちや考えに耳を傾けること

自分の感じていることや考えていることを、確認する時間を持つようにしています。まるで他人の気持ちや考えを、じっくりと、否定も肯定もせず、ただ受け止めながら聞くように。

自分の気持ちや考えに対しても、そっと耳を傾けてあげるようにしています。

例えば、ぼくはほとんど毎朝、その日の気分や体調を記録するようにしています。

「今日は体調はいいけど、あんまり気分が乗らないなあ」
「雨だといつも調子悪いけど、今日はなんだかワクワクしているぞ」
「今日は全面的にだめな日だ、ご自愛しよう」

あえて確認しなくても自分の状態なんてわかる、と思いがちだったりします。

でも、他人と関わるときのように心と身体の声を確かめてあげることで、初めて気づけることが多いです。

丁寧に耳を傾ける時間をとってあげることで、自分の心と身体の声を聞き逃さないように心がけています。

②表現して残し、伝えること

その時の自分の考えや気持ちを、言葉やそれ以外のいろいろな形で表現すること、そしてその表現を残しておくことを大切にしています。

例えるなら、未来の自分への手紙のようなもの。未来の自分という「他人」に伝えるような気持ちで、書き留めています。

人間の根っこの部分はそんなに変わらないので、何度も同じ壁に出会ったり、似たような気持ちを感じることがあります。そんなとき、以前に考えたことや感じたことの記録が指針となるのです。

これは、noteを書いている理由の一つでもあります。

悩んでいるときや考え事をしているとき、「あ、このテーマnoteで書いたことあるなあ」と思い遡って、自分のnoteを読み直してみると、ヒントになる発想や励ましてくれる言葉と出会えることがとても多いです。

過去の自分という「他人」が伝えてくれることが、今の自分の支えになる。だから、未来の自分という「他人」のために、今の思いや考えを表現する。

それを繰り返すことで、自分が形作られてきたような感覚すらあります。

③理解しようとすること

「自分のことは、自分が一番よくわかっている」と言われることがあります。一方で、自分という「他人」は近すぎるからこそ見えにくい部分もたくさんあるようにも思います。

大切なのは、「わかっている」と高を括るのではなく、謙虚に、でも意志を持って「わかろうとする」態度なのではないかと思います。

これは、他人と向き合うときに大切な態度と通じています。

例えば、学生時代のインターン先であるcotreeで行っていた性格特性診断も、自分という「他人」を理解しようとするための一つのツールです。

このような定量的な自己分析は、それによって見えていなかった自分の行動原理に気付けたり、様々な自分の特性を相対的に見ることができるという利点があります。

「たしかに自分は、安全な場を作るモチベーションが強いなあ」
「自分の感情を、たくさん表現するタイプかも」
「緻密さとかはあんまりないな…なるほどたしかに」

ただ、ここで重要なのは、こういった自己分析でわかることはあくまで一つの枠組みで、一面でしかないということ。自分の全てが理解し切れるものではありません。

それは、定量的な自己分析だけでなく、他人から伝えられた「あなたってこういう人だよね」という言葉についても同じ。

その人にとって、自分はそう見えている以上の意味はありません。

人間はただでさえ複雑な上に、環境によって変化しますし、時間によって変わる部分もたくさんあります。これは、自分も他人も同様です。

だから、全てを理解し切れるとは思わず、でも「理解しようとする」態度を持つことが大切です。

④尊重し、たくさん称賛すること

他人がしたことに対してはきちんと尊重し、称賛できる人でも、自分のしたことは過小評価してしまうことがあります。

でも、そこに自分と他人の区別なんてなくてもいいはず。誰かがそれをしたことは素晴らしいのと全く同様に、ぼくがそれをしたことも素晴らしいのです。

だから、自分に対しても、他人に対してするように尊重し、たくさん称賛するようにしています。

「できて当たり前」のことなんて、一つもないのだと思っています。

生きること、寝ること、食べること、働くこと。何一つとして「当たり前」のものなんてなくて、だからそれをしていることは素晴らしいし、有り難いことです。

そんな気持ちで他人と接し、自分という「他人」ともそんな風に関わりたいと思っています。

自分も他人も、同じ人間

結局は、自分も他人も同じ人間なのです。だから、向き合うときに大事なことも、そんなに変わらないのだろうと思います。

気持ちや思考に耳を傾け、それを表現すること。理解しようと関わり、尊重すること。

そんなことを心に留めながら、人と人として向き合えたらと思います。

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写真は、スペイン・セビーリャで見たフラメンコ。

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週1noteが目標/ツクルバ新卒1年生。リノベ住宅の仲介のお仕事/聖光→東大で教育心理を学ぶ/NPOで被災地や貧困家庭の学習支援したり、IT×メンタルヘルスのcotreeに関わったり/映画見たり本読んだりお喋りしたり/自分の物語を表現できる、優しい繋がりを作りたい

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コメント (3)
『過去の自分という「他人」が今の自分の支えになる。』自分を信じる・・・自分を支えてくださった、周りの人々に感謝し、自分の存在を受け入れ信じて生きる。
以前からフォローさせていただいていましたが、自分を他人として客観化考えれたことはあまり無かったですが、少し考えてみたら、いつもとは、また違った感性が出てきそうです。ありがとうございます!
読ませて頂きました。他人の事は沢山褒めたり気づいたり出来るのに、自分の事となると過小評価しがちだなとハッとしました。毎朝体調を記録するアイデアがとても素敵なので勉強になります。
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