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【おすすめの書】残り97%の脳の使い方 の重要ポイント⑧

この本はヤバい言葉(邪気発生源)がかなり多いのですが、
目を瞑ることができればかなり役立つ本で、
多くの方に読んでいただきたい本です。

この本の中から重要だと思ったポイントを
紹介させていただきたいと思います。

目標がないと死んでしまう!

では、具体的なメンタル・トレーニングの話に入る前に、
目標の持つ本当の意味について述べていきます。

目標は、人間にとって非常に重要な要素です。

目標を持っていないと人間は死んでしまいます。
死というのは、目標がないと起こってしまうわけです。
これは基本的な人間のニーズです。

アメリカの調査で、企業人が引退してから新たな目標がないと、
平均18ヶ月で何らかの原因で死んでしまっているというのがあります。

●目標を持つことで潜在能力が発揮される!

ほとんどの人は、脳がもっている能力を使っていません。
プロローグに書いたように、3パーセントとは限りませんが、
多くの人が能力のほとんどを使っていません。これは事実です。

たとえば、ビジネスの将来の姿、人との付き合いの将来の姿、
たとえば世界旅行がしたいであるとか、
どのような友人が欲しいであるとか。

その想像力を使って将来の姿を創造するということをしていません。
もしかすると、そういう空想をしている人はいるかもしれません。
しかし、その想像のリアリティが足りないのです。

そう、あなたの潜在意識を発揮させるには、
リアルなイメージ力が不可欠です。

この章では、具体的なメンタル・トレーニングを紹介しますが、
それはアファメーションといわれるものです。

ただ、一般的に知られているアファメーションは、
「自分には能力がある」と唱えたり、
欲しい車の写真を毎日見るといったことですが、
ここで紹介するのはもっと効果的な方法です。

それは、最新の脳科学と認知心理学に基づいているからです。

●人生は自分から選択していく!

もしも、あなたが外国でレストランに入ったとしましょう。

あなたは、その国の言葉を読むことができません。
ですから、メニューが読めないわけです。
一緒に来ている友人は、その国で生活しているので、
メニューも読めますし、何がおいしいかも知っています。

こんな状況のとき、あなたは何を注文しますか?

おそらく、友人にいわれたままのものを注文するはずです。

「それよさそうだね。同じものをお願いします」

というのではないでしょうか?

これは自分の選択をしていませんね。

他の人に選んでもらったものを
「それでいいよ」といったわけです。

これはみなさんの人生も同じです。

「これが現実なんだ」と親から言われたことをそのまま受け入れる人生。
友人や周りの人たちがしていることを現実だと受け止めて、
それ以上のことを考えないということです。

しかしながら、それは今日からやめてください。

そして、将来を意図的に自分でつくってほしいわけです。
何が自分の求めているものなのか?

つまり目標です。
その自分のした選択を脳に組み込んで欲しいわけです。
そうすることによって想像力が解放されます。
そして、比ゆ的にいえば、
意識のエネルギーレベルが上がっていきます。

その結果、今ある現実に基づいたものではなく、
より大きくなった現実をもとに将来をつくることができるのです。

つまり、イメージ力を使ってものの見方を変えると、
今までブロックされていた重要情報が入ってくるのです。
スコトーマによってブロックされていた情報が入ってくるのです。

脳の中のイメージが変わると人生も変わるわけです。

そのため、何もしないで待っている、
たとえば宝くじに当たるのを待っているのはダメです。
環境が変わってくれるのを待つのではなく、自分が変わるのです。

●チャンスは偶然やってくるわけない!

ほとんどの人は、変化というのは
外側から起こるものだと思い込んでいます。
たとえば、人生を変えるようなビジネスにおけるチャンスや
良い人との出会いは、偶然起こるものだと思っています。

場合によっては、幸運だと考える人もいるでしょう。

しかし、これは間違いなのです。

あなたの持つリアルなイメージ力が人生をつくるのです。
チャンスは偶然やってくるのではありません。
そこら中に転がっているにもかかわらず、
スコトーマによって隠されているだけなのです。

ルー・タイスの言葉では
「すべての意味のある変化は内側から起こり、
外側に発見的に広がる」
のです。

「引き寄せ」という言葉があります。

強くイメージすれば、その出来事やものが引き寄せられて、
目の前に現れるという考え方です。
結果論としては間違っていませんが、
実際は「引き寄せ」ているのではなく、
目標が強くリアルにイメージされることにより、
コンフォートゾーンがずれ、スコトーマが外れ、
目の前にあった目標達成に必要なものが、
「これまで見えなかったのが見えるようになる」ということです。

残り97%の脳の使い方 苫米地英人著

目標がないと死んでしまう!というのは、
個人的にはものすごくピンと来ます。
FIREなんて言葉など無かった頃、
アーリーリタイアとかご隠居とか言ってました。

私は中学生の頃からアーリーリタイアして
ご隠居生活することしか頭になくて
必死に血眼になってマネーゲームに奔走してました。

その時、同じ目標を持った海外の知り合いがいて、
メールとかでやり取りしていたのですが、
いつの間にか連絡が取れなくなってしまいました。

私がアーリーリタイア(今で言うFIRE)を実現して
知り合いの知り合い(何回か飲み会で会って話をした程度)
に聞いたところ病気で亡くなったとのことでした。

私は自分がアーリーリタイアを実現した後、
友達もアーリーリタイアに導きたいと思って
それを目標にしていたので、
アーリーリタイア後も”道半ば”と思っていたのですが、
アーリーリタイアを実現した知り合いは
燃え尽き症候群になってこの世を去ってしまったようです。

その後、苫米地さんの本を何冊も読んで
ゴール設定の重要さが身に染みてきました。

それで、新たなメソッドを開発してそれを世に広めて
指導者を多数育成するという新たな目標を見つけて、
現在、それに向かって邁進しているところです。
紆余曲折ありますが・・・
※悪神の軍門に下ってしまう人が多くなかなか指導者が育ちません

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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