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逃避行記・完結

導入編はまずこちらから

私のメンタルの進捗ですが、実はこの2週間後に改めて限界を迎え、現在休職中ですてへぺろ
1週間の"飛び"じゃどうにもならなかったみたいです。

さて、どこまで話したでしょうか。もうすっかり書く気持ちを失っていたというか、ホテルに着いたところまで書いた時点でもう全て書ききったよなと思ってしまっていたので、全く筆が進みませんでした。


では改めまして、ホテルのチェックインのところから始めます。
前日の電話で話をしたチーズの件については、「固形チーズが苦手でいらっしゃる。でも何かと混ざっていたり溶けていれば大丈夫、とのことですがお間違いないですか?お食事の際注意いたしますね」とご丁寧に復唱されてしまい、顔から火が出そうでした。

ホテル自体はモダンで、おしゃれで、令嬢ワンピースにとてもぴったりなまさに「城」。私のお城。将来は城を建てることに決めました。
鍵も持ち手が太めの木(伝わらない)でできていて本当に素敵で、部屋に入ってからも土地の伝統工芸である家具の数々が。窓枠なんて本当に令嬢が住んでそうな窓そのもので、もう今日どこにもいかなくてもいい、この部屋にいたい、と思えるほど素敵なお部屋でした。

令嬢の住む城の窓枠

だめです、飽きました。
一日目の素敵な思い出を、写真とキャプションで振り返ります。

エレベーター前の椅子とドレッサー的な何か
何に使うかはわからない
全然伝わらないけどかわいい部屋
ベッドの寝心地も最高
街がまずおしゃれ
昔住んでいた所の近くに似たような建築物の
門だけ残したものがあった記憶
松本城
10センチヒールで砂利は歩けない
いい感じの路地裏
いい感じの路地裏の中
全然お店空いてなかったけど雰囲気がいい感じ
『千と千尋の神隠し』の手前の街のよう
いい感じの街灯
何でもいい感じに見える
提灯雰囲気ある〜!と思って撮った写真
松本市内の夕焼け
この日は紫色だった
私だけの!創作フレンチ!フルコース!
全ての字面に興奮した
前菜から全て美味しすぎてほぼ写真撮り忘れた
とても美味しくて頬が落ちた長野かどこかの牛


非常に満足していたことが写真から伝わるかと思います。(伝われ)

部屋に戻った後、一人旅って最高...羽を伸ばすってこういうことなのか...日頃新宿で映画館に泊まったり行きつけのご飯屋さんでご飯食べたりするのとはまた違う癒しがあるんだな〜...と初めての感情に感激し、この場でまたべつの街で2泊目をすることを決めました。
父親には「白川郷は?」と言われて魅力的に思いつつも帰りにリミットがあったので間に合いそうになく断念、結果的にやはり水辺ということで諏訪湖のほとりに泊まることにしました。
白川郷はまた今度行きます。金沢→白川郷→長野の山の旅かな。

2日目です。写真と共に諏訪まで飛びます。

春は曙
やうやう白くなりゆく山際すこし明かりて
紫だちたる雲の細くたなびきたる

割とマジな話、きれいな朝焼けを見たくて旅行に行きました。
私の元気には空と雲と水が必要。(スピリチュアルではない)

十割そば
とてもとても美味しかった
うどん文化圏育ちなので蕎麦湯は新文化との邂逅
私の!大好きな!田楽!!100本食べられる!!
本当に美味しかったのでおすすめ

もうなぜか松本市内の写真はありませんので諏訪に飛びます。
松本市、商店街や城下町の雰囲気を残した街並みがとても素敵でした。どうにかコロナがマシになれば、私が行った時よりもお店が空いているでしょうから、ぜひ行ってみてください。

でっかい湖、諏訪湖
絶妙にちょっと晴れ間が見えるだけの超曇り
右下にちょっと見えてるのは
諏訪湖の花火大会の時に花火を打ち上げる場所
極寒の中遊覧船に乗った
奥には雪によって山肌の凹凸が見える長野の山々
立って入る温泉・千人風呂
テルマエロマエでも参考にされたらしい
それを建てた地元の実業家・片倉さん家の資料館
片岡さんは養蚕産業で得た富を地元に使ったらしい
きっと独り占めしてしまう私は人生2回目
資料館の中は当時使っていた部屋がそのまま
その中でもここは一番大きなお部屋
書や絵画のお名前を見るたび
「教科書の人だ」とアホな感想しか言えなかった私
資料館は片倉館といいます
片倉館の中は和洋折衷(おそらく当時の建築様式)
このシャンデリアは欲しい以外の語彙を失った
今日が令嬢ワンピース着る日だったと後悔した階段
こういう雰囲気が好き
そういえばSixTONESが撮影で使ったらしい
東郷平八郎の書
久しぶりじゃ〜ん!何でこんなところにいるの?!
と旧友に会った気持ちの気持ちで撮った写真
地元は同じでも旧友ではない
夜は懐石料理
これは...何でしたかね...長野のお野菜と...海老...
菜の花...とにかくひっくり返るほど美味しかった
慣れない日本酒ベースのお酒を飲んで真っ赤になり
ホテルの人がおしぼりを抱えて持ってきてくれた
ありがとうございました
でも顔が真っ赤になるだけなんです...
翌朝全力曇天の諏訪湖
重々しくてこれもまた良き哉
ちなみに前夜は酔っ払って部屋に戻ってすぐ寝て
朝の温泉にゆっくり入って癒された
温泉はやっぱり気持ちがよくて本当に最高
最上階から撮った諏訪湖の朝
湖面に光が反射して綺麗
こういう雰囲気も好き
以上、また来るね長野県!


ということで、私の一時的な解放の旅、2泊3日の様子をお届けしました。キャプションにあれだけ書くなら文章書いた方がよかったかもしれませんね。

ともかく、これで復活したかと思いきや年度末の忙しさにまた心がぐしゃぐしゃになり、4月に入って部長の顔を見るなりまたもや大号泣をかました私は(普段そんなに人前では泣かない)、休もうねと言ってもらい大嫌いな病院に行き全力引き継ぎを済ませて今休職中です。引き継ぎマジで全力でやった...。
人生何があるかわからないね!



それではみなさんもご自愛ください

たのしく生きます