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映画の好みの話

私は映画が好きです。

過去にもはてなブログで映画の話を2件ほど書きました。長文をかけるくらい好きです。
まあ1件はキャラ番付ですが。

高校生の時に映画にハマり、大学でも映画の勉強をしました。そのくらい好きです。

大学生の時に授業で書いた脚本は、「セックスが嫌いだけど人並みに恋をしてみた女の子と、それを見守りつつも『俺が一番わかってる』と思ってる幼馴染の男の子」のお話でした。
ちなみにこの脚本、分量にしてしっかり2時間分あります。
この前久しぶりに読み返しましたが、拗らせすぎていて死にたくなりました。


そんな私の好きな映画の種類は、

・是枝監督の映画
・荻上直子監督の映画
・メンヘラが出てくる邦画
・イケメンが出てくる青春映画

嫌いな映画の種類は、

・ホラー映画
・戦争映画
・暴力映画
・動物が死ぬ映画
・海外のアクション映画
・というか洋画全般

みたいな、邦画大好きマン。


でした。

恋人氏と付き合う前までは。


映画大好き!とか言いつつ、スターウォーズはまだ最初の作品しか見てないし、007はダブルオーセブンと読むことを恋人氏と付き合ってから知ったし、アベンジャーズシリーズなんて見もせずバカにしてたし、ジョーズも見てないし、ゴッドファーザーシリーズは授業で部分的に見たけど寝たし、風と共に去りぬも見てないし、タイタニックは観たはずだけど記憶がないし、、、みたいな奴なんですよ、私は。


ところが、恋人氏と付き合って、恋人氏チョイスで色々と自分では見ないような映画を見るようになった結果、

好きな映画の種類

・おもしろいホラー映画
・アベンジャーズシリーズ最高!!!
・アクション映画
・ごはんが美味しそうな映画
・かわいいドレスがたくさん出てくる映画
・ハリウッドのバカバカしいエンタメ映画

苦手な映画の種類

・メンヘラしか出てこない映画
・重たい映画
・セックスしまくりの映画
・暴力映画
・戦争映画
・邦画の青春映画

と、まさかの大逆転。

気分としては、留学に行った同級生が帰ってきてから急に「日本ってつまんないよね〜」とほざいてる感じで受け取ってもらっても構いません。逆転した明確な理由もあるにはありますが。


でも、こうやってたくさん洋画を見るようになって、日本映画は情緒や風情を大事にするから美しいよなぁと感じる反面、「行間が大事!」だの「間をとれ!」だの「今ここでこいつの表情が見たいから繋ぎはこうだ!」だのやっている邦画のその先を、洋画はいってるような気がするのです。

もちろん洋画にも、おもしろくない作品もありますし、この前見た「これは最近の恋愛観なんだろうな〜ハナホジ〜」みたいな感覚になる作品もあります。

おもしろい作品が多いように感じるのは、ある程度厳選されたものが日本に届いてるからだとも、思っています。ちゃんとね。


とはいえ、技術が違いすぎるな、と思うのです。
この技術についてが、大逆転の明確な理由です。


私は大学を卒業して、映像関係の技術職として働いています。
そのため、やはり自分の専門分野に注視してしまうのです。

大学の頃、恩師に「技術的なことに注目させない技術屋が一番上手いんだ」と教わりましたが、やはりどんなに素晴らしい作品でも私自身が気にしてしまうので、いつも「この映画の技術屋さん、映画に集中してなくてごめんなさい」と言う気持ちで観ています。


話を戻しますが、私の恩師が、ハリウッドの技術屋さんと同じことをできるのか?と言われると、やはり出来ないんじゃないのかなぁ、思うのです。
単純に環境が違うし、求められるものも違うし、それまでに磨いてきたものもちがうので。

極端な例え話をすると、日本人はゴジラを作ることができたけれど、アベンジャーズは作れなかった。
シン・ゴジラは面白かったし大ヒットしたけれど、ゴジラ キング・オブ・モンスターズの興行収入には及ばない。
これは技術的な差だけの話でもないし、土俵が違うのでそこを比べるのか?って話でもありますが、生み出せるものの差の極端な例として受け取ってください。

もちろん、日本映画の繊細さを出せないハリウッドの技術屋さんもいると思います。
それと同じで、ハリウッドのあのアグレッシブな空気を作り上げられる日本の技術屋さんがいるのか、ということです。

邦画を観ていて目から鱗な技術に出会って感動したことはありますが、引き込まれて圧倒されるほどの技術には、まだ私は出会ったことがありません。


書いててめちゃめちゃ恩師たちにキレられる気がしてきました。

ほんとうに怒られそうなのでその差について言及するのはもうやめますが、先ほどの文章は決して日本映画ディスではなく、「私は海外の持つ創造力とそれを支える技術力に、技術屋として憧れている」「それ故に、最近は洋画の方が個人的に好きになった」と言う話です。

作品にかけられるお金も時間も海外と日本とでは違いすぎるので、同じ土俵で話すのは反則な気もしますしね。
日本映画がもっとゆとりをもって作れたらいいのにな、とは学生の頃からずっと思ってます。


あー、やばい、怖い。これは怒られそう。
師匠たちのことも、日本のプロの方々のことも、一切なめてないです。
とっても尊敬しています。すごいなぁと思うことはたくさんあります。

私は足元にも及ばないので。


もう駅に着いたので、中途半端ですがここで終わり!
こわいこわい。ほんとに、ディスじゃないです!
最近洋画の方が面白く感じる個人的な感想でした!!


以上!
好きな映画の中身については、また今度ぴよ日記かはてなブログで書きます!

たのしく生きます