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LFCコンポストを始めて、2年が経った(後編:満たされる循環生活) (#30)

LFCコンポスト継続2周年を勝手に記念して綴るこのシリーズ、今回で完了の後編です。(こちらから、前編中編 をお読みいただけます)

継続の危機を乗り越え、今回は「満たされる循環生活」をテーマに綴ります。


1.回収会、援農、そして自分に還ってくる

我が家のLFCコンポスト、その名も「コンキチ」。そのほとんどを、ローカルフードサイクリング社主催の堆肥回収会で回収していただきました。
執筆時点でのリンクを貼っておきます。
僕は、毎月第2土曜日・東京オーブン赤坂さんでの回収会を利用することが多く、回収日から逆算して熟成をスケジュールしているほどです。

そこで回収された堆肥は、実証実験として、東京・三鷹市の冨澤ファームさんにて使われています。
冨澤ファームさんでは、LFCコンポストユーザーを援農者として受け入れており、僕も家族で参加させてもらっています。
その様子を、過去の note に綴っていますので、ぜひお読みくださると嬉しいです。

援農は、決して収穫体験のような楽しい出口だけの経験ではなく、
ビニールハウスの張り替え、収穫後の畑の片付け、出荷準備などなど、、本当に多くの仕事で成り立っていることを実感します。
そして、すべてはお天気次第。
お天気に抗わず、緻密に作業を組み立て、その一翼を素人である僕らに任せてくださる冨澤さんの懐の深さに、あらためて尊敬です。

そう、何よりも、冨澤さんの野菜は美味しいんです。
我が家の息子も、冨澤さんのほうれん草だけはバクバク食べる。
我が家の生ごみから生まれた堆肥が畑に還り、やがて美味しい野菜となって身体に還ってくる。
前編でも綴ったとおり、大前提として僕は食べることが大好き。美味しいことは絶対的な正義だと思っています笑
循環に不思議さを感じつつ、何とも満たされる感覚です。

2.LFCコンポストとキャンプのマリアージュ

そんな僕が絶対的におススメするLFCコンポストの使い方。それは・・・
「ぜひ、キャンプに、LFCコンポストを持っていってください!!」

僕はキャンプが好きなのですが、やはり目を背けたくなるのは、ごみ問題、特に生ごみです。
自然に触れながら、その土地・その時の美味しいものを料理し、いただくのは至福の時間です。

一方で、そこにはもれなく、生ごみがついてきます。
自然の中ですから、家庭ほど上下水道がしっかりしているわけでもなく、生ごみをそのまま屋外に放置しておけば野生動物を誘う場合もあります。

そこに、LFCコンポストがあれば。
枝豆の皮も、鶏肉の骨も、コンポストに入れていけばいい。
LFCコンポストのデザインは、屋外でも大いにマッチします。
キャンプが変わるのでぜひ試していただきたいです。

個人的には、キャンプに持っていかれる際には、投入が始まって間もない頃 (分解があまり進んでおらず、基材まんまの状態)だと、軽く嵩張らずよいのでは、と思います。

こんなあたりを、より詳しく過去note に綴っていますので、ぜひご覧ください。

3.最後に。なぜ続けるのか。

継続して2年が経ち、これまでのことを長々と綴ってきましたが、「なぜ続けるのか?」という問いにあらためて向き合うと、それは、
「環境負荷を減らす暮らしをしたいから」

・・・というのも何番目かにはあるのですが、第一は、
「快適で、楽しいから」です。

生ごみを収集車に載せる生活から切り離され、カラスにごみ袋を散らかされる心配もなく、キャンプも豊かになり、多くの皆さんともご縁を紡がせていただくことができ。
副業としているコーチングとの出会いは、実はLFCコンポストでいただいたご縁がきっかけでもありました。
そうして快適に楽しんでいたら、結果として環境負荷が減った暮らしになっていた、という状態であることに気づきます。
自然屋を標榜する僕にとって、満たされる循環生活です。

コンキチこれからもよろしくね。

お読みくださりありがとうございました。
今日も佳い日で。

* * *

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