全部取り

…蹴落とす 潰す 邪魔をする 横取りする 搾取する 騙す 真似る…

これが資本主義と主張する人がいます。

確かに弱肉強食の世界においては

優しさを見せた瞬間にパクっといかれます。

アメリカのドラマ「ウォーキングデッド」などでも

甘さや優しさを見せた人からやられていきます。

競争原理である資本主義の本質なのかもしれません。

しかしながら、商売というものは、資本主義でなくても成立します。

封建社会においても商売は成り立っていました。

商売は搾取で成り立つのでしょうか?

地域社会において商売を行う際には、顧客の信用が得られないと成立しませんし、搾取しすぎて顧客が潰れても成立しません

上記の資本主義的な競争原理に基づく考え方は

実は商売の基本と相反している内容なのです。

商売の本質と全部取りは相入れない概念なのです。

私は、商売においては、顧客、取引先、関係者すべてとウインウインの関係性を築くこと

これが成功の近道と考えています。

搾取騙し当たり前の、全部取りの方式で成功している友人もおりますが

短期的には成功したとしても長期的に成功するかは

現時点ではわかりません。

少なくとも私は、その友人とは、距離をおこうと思っています。