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NoCodeツール「STUDIO」は、初学者にこそおススメしたい

巷で話題のNoCodeツール「STUDIO」

3.0のリリースあたりからグッと広まって最近では目にしない日がないくらいですね。

STUDIO自体の凄さや何ができるか、については他の方がたくさん書いているので、この記事では全くの初心者(僕)が触ってきた所感と、初学者にこそおススメする理由を書こうかなと思います。


Who ?

僕について、簡単に紹介。
STUDIOを触り始めたのは年明けくらいだったんですが、その時は

・非デザイナー(独学レベル)
・コードは全くの素人(HTML/CSSをほんの少し触ってやめた)
・Webサイト制作経験なし
・ちょい前までは教員目指してたw

と、見たらわかる通りただの素人でした。

デザインにはもともと興味があり独学でかじっているくらいで、コーディングは未経験。むしろ漠然とした苦手意識がありました。


第一印象 「すげえ」

STUDIO初めて触った時の印象です。(笑)

デザインはするものの、実装ができない僕にとっては「自分の作ったものがカタチになって動く」という体験の衝撃が凄かったです。

最近だとFigmaなどのプロトタイプツールもありますが、やはり実際のサイトとして一般に公開されることに、感動しました。

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それからハマっていったのですが、STUDIOで制作していくうちに、

「Webサイトの構造はこうなっているのか」
「marginとpaddingの違いとは?」
「ここのレイアウトは意識してデザインしておかないと
(STUDIOで)実装のとき大変だな」

といった、表面的なデザイン以外の気づきが生まれるようになったんですね。
同時に、出てきた疑問を解決しようと自ら学ぶことが多くなりました。


上の例でいうと、

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の流れです。
アウトプットを自分で作れることで、進んで周辺知識についても学ぶようになりました。


これって、僕のようにデザインのみしている場合だとなかなか気づかないことだなと思ったのと同時に、今まで苦手意識のあったコードを自然と理解しようとしていることにも気づきました。

というより「これがどう作られているのか知りたい」というような純粋な興味・好奇心につながっていました。


つまり、STUDIOを通して、
『インプット→実践(手を動かす)→アウトプット』のサイクルを楽しみながら回すことができたのです。

言ってしまえば、これが初学者にもおススメするいちばんの理由です。

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学びの入り口にSTUDIOを

僕のようにコードはできるだけ書かずデザインしていたい、という方やこれからコーディング・Web制作を学びたい、といった方もいるかと思います。

そういった方にこそ、まずSTUDIOを使って「自分でサイトを作る」体験をしてみてほしいです。
学びの入り口の一つとして、STUDIOでの体験はとても良いはずです。
(大学の課題として、『STUDIOでポートフォリオ作成』というのも出てきているそうです。)

もちろんデザイナーといえど、実装時にコーダーさんやフロントエンドエンジニアさんとのコミュニケーションを円滑に進めるためには、共通認識や共通の言語で話せることが前提になると思いますし、知識があって損はないです。


また、NoCodeツールの影響でプログラミングがなくなる、みたいな話もありますが、個人的にはそんなことはないと思いますし、むしろこれをきっかけにさらに敷居が下がって多くの人が興味を持つきっかけになるんじゃないかなーと思っています。=個人の可能性が広がるんじゃないかなーと。

使いこなせれば、かなりクオリティの高いものも再現できますし。
(実際に僕も触り始めて半年で制作依頼をいただけるようになりました。)

そういった意味では、STUDIOはWeb制作を一般化する革命的なツールだと思います。

というわけで、STUDIO、おススメです。

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