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Backyard(バックヤード)からBYARD(バイアード)へ

こんにちは。
Backyard(バックヤード)あらためBYARD(バイアード)の武内です。

2021年の春からずっと開発してきた業務フローの作成と進捗管理が行えるツールですが、ローンチを前にして、プロダクト名称及び社名をBYARD(バイアード)に変更することになりました。

このnoteでは変更の背景と、新しい名称に込めた想いなどをお伝えさせていただきます。

1.商標の問題

まず一番はこれです。商標確認で1つ見落としがありました。

現時点ですぐに問題になることはなさそうでしたが、このまま「Backyard(バックヤード)」という名称でサービスを展開していくと、近い将来にそれが足かせになる可能性が発覚しました。

それが2021年12月の中旬頃です。

そこから2022年1月中旬頃にかけて様々な新名称案を出し合い、並べて、最後に残ったのが「BYARD(バイアード)」でした。

もともとドメインとしてbackyard.jpが取得できなかったこともあり、b-yard.jpというものを使用していましたが、これを少し発展させて「byard」という案が出され、大文字にすると「BYARD」で文字としてのバランスがいいしカッコいい、となり、かつ、これを「バイアード」と読むらしいということが分かり、多くの候補を押しのけて「BYARD(バイアード)」が選ばれました。

そこから商標を確認し、問題ないことが確認できたので、ローンチ前のタイミングで社名とプロダクト名の双方を変更することになりました。

2.抽象化とサービス想起のバランス

もともと「Backyard(バックヤード)」という名称には、あらゆる業務の裏方で機能するプロダクトという意味が込められています。業務ソフトのど真ん中である会計ソフトや給与計算、勤怠管理ではなく、裏側の業務プロセスを管理する領域でプロダクトを開発していくと決めた際に、色んな候補の中から耳なじみがよく、日本人でもパッと理解できるということで名付けました。

プロダクト開発に着手する前にかなりしっかりとヒアリングやコンセプト設計を行ったおかげで、当初の方向性からはほぼピボットすることなく現在まできており、「Backyard(バックヤード)」という名称は結構気に入ってはいました。一方で、日本語、英語ともにわりと一般的なワードであるため、ドメイン取得だけでなく、名前から想起してもらうサービスという部分でのハードルや、エゴサーチなどがやりにくいなどの課題は感じていました。

「BYARD(バイアード)」という言葉は日本ではほぼ目にする機会はありません。それがいい点でもあり、悪い点でもあるのですが、そこに「Backyard→BYARD」という変遷があれば、ストーリーとしては十分であると考えました。また、結果として同じ「B」が頭文字のため、ブランドアイコンは変えないことにしました。

例えば、誰もが知っている空調メーカーの「ダイキン」さんは、「大阪金属工業所」の「大(ダイ)」と「金(キン)」の愛称をそのまま社名にしたものですが、ここまで一般化してしまえば誰も「ダイキン」の意味など気にしません。

社名やプロダクト名称は、使い続ければ浸透するものでもあるという側面もあります。Backyard(バックヤード)という意味をもつ言葉から、一段抽象化させたBYARD(バイアード)という言葉はパッと意味は分からなくても、プロダクトや社名を表す記号としてしっかり認知を高めていくつもりです。

なお、読み方ですが「バイヤード」と間違われる確率が高そうなので、このnoteではわざわざ括弧書きでカタカタも併記しています。
  × バイヤード
  ○ バイアード

まったく具体的な計画はないのですが、将来的には英語版も出したいと考えており、その際に英語圏の発音に合わせた方が違和感がないだろう、というのも頭の片隅では考えていたりします。

プロダクトとしてはまだまだですが、これからのBYARD(バイアード)を何卒よろしくお願いいたします。

最後に、BYARD(バイアード)では絶賛採用中です!!!!
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