見出し画像

おっさんが早稲田大学ビジネススクールに落ちて放送大学に入学した話2022年春

はじめに

タイトルで完結してますが、続けます。

2021年4月入学分と2022年4月入学分の2度、早稲田大学ビジネススクール=経営大学院を受験し、不合格に終わりました。完全な準備不足、実力不足です。

不合格だったことを言うのは正直恥ずかしいですが(しかも2度…)、「恥ずかしいから言わない」というほうが恥ずかしい気がしたので、書くことにしました。というか不合格の供養。
強いパンチを避けようとして思ったよりパンチが伸びて結果当たると非常に痛いので、パンチが出る前に顔をパンチに突っ込んでパンチが出る瞬間に当たりにいくイメージです。ダメージを最小限にする。

もとい、自己肯定感が低いので、書いたら「よし書けた」と、自己肯定感が上がるかな、と思い。なので、自己肯定感を上げるためのエントリーです。

余談ですが、ちょうど先日誕生日を迎え、41歳になりました。
41歳おっさんの与太話です。


出来事年表

2018年 夏:MBA Essentials を受講。
2019年 年末:バセドウ病 発症。
2020年 秋:早稲田大学大学院 経営管理研究科 を受験して不合格。
2021年 秋:早稲田大学大学院 経営管理研究科 を受験して不合格。
2022年 3月:放送大学 に 選科履修生 として出願して合格。
2022年 4月:放送大学 に入学。授業スタート(ネット配信)。


WBS受験のきっかけ

早稲田大学大学院経営管理研究科=早稲田大学ビジネススクール、通称WBS。
受験のきっかけは、クライアント先の役員の方にオススメされた「MBA Essentials」でした。

会食時に「そういえばこの間、早稲田大学ビジネススクールと日経ビジネススクールが共同開催する"MBA Essentials"というやつを受講したんだけど、おもしろかったよ」と言われ。

調べてみたら、WBSの授業をおいしいところだけを体験できる、といった内容で、おもしろそうだなと思いすぐ受講しました。
日経ビジネススクール

結果、非常におもしろく、かねてからの課題「ビジネスにおいて自分の主戦場以外の知識に乏しい」を解決すべく、学校で体系的に学びたいと思い始めました。

(頭のどこかに常に「一生GAとかGoogleプロダクトが少し詳しいだけの人でいいんだっけ?」とか「それ、何のためのツールなんだっけ?」とか「ツールはツールであって以上でも以下でもない」など、低い視座で狭いエリアだけ見て、ゆるゆると下へ掘り続けていくだけの自分への問いがあり)

同時期、WBSの卒業生であり敬愛する奥谷さんからもお話を聞くなどして、より思いが強くなっていきました。

(受験前にもサシ焼鳥しながらいろいろと教えていただいたのですが、結果、不合格ということで、顔向けできません。。と言いつつ鋼のハートでまた焼鳥をお願いし、きちんとダメでした報告をしたいと思ってます)


バセドウ病 発症

思ってみたものの、やれ先立つものが、とか、やれ仕事に影響出ないように人を採用してから、とか、「タイミングはそのうち来るから、そのタイミングを逃さずいこう」などとネチネチしていたところ、バセドウ病という病気になってしまいました。
病気については → 「バセドウ病」になったので備忘録


思い立ったが吉日。やりたいことはできるうちにやれ

幸いにも薬がバッチリ効き、順調に回復。
服薬から3ヶ月ぐらい経った頃には完全に無症状に。

日頃から健康には気をつけていたほうがですが、原因不明の病気がパッと現れたわけですから、もうどうしようもないなーと。

今元気であることが当たり前じゃない、今元気だからできていることが明日もできるとは限らない。
やりたいことがあるならできるうちにやれ、さもないと後悔する、そう思いました(鉄は熱いうちに打て

併せて、会いたい人がいたら会えるうちに会っておけ、と。自分が病気になったことで「相手もいつまでも元気とは限らないし」と感じましたし、さらには、世界的なパンデミックにより今まで通りパッと会うことが難しい状況になってしまいましたし(「推しは推せる時に推せ」も然り
あと、病気になって、病気の人に優しくできるようになった気がします(今まで…


早速受験するも不合格

ということで早速2021年4月入学を目指し、秋募集で出願するも、書類選考にて不合格。
完全に準備不足。研究計画書ダメダメでしたね。
合格発表はネットで確認ですが、PDFの合格者番号一覧に自分の番号が無いことを確認した時は、わかってはいたものの、ちょっと凹みました。
その日は久しぶりに家でお酒を飲みました。

(ちなみに受験直前に天パのF村さんが東京に来るということでランチしまして、偶然にもそこで二人とも受験するということが判明し、お互いがんばりましょうとなり、その後、F村さんは無事合格し、自分は…ということで、F村さんリスペクト)


気を取り直して翌年再受験するもまた不合格

さすがの私でも気付きましたね、身の丈に合ってなさすぎだなと。
準備もろくにできない人間が、仮にまぐれで入学できたとしても、まともに学習していけるとは到底思えない。ましてや仕事との両立なんて。
(一方、しっかり結果出してきた温泉の永Iさんリスペクト)


身の丈に合った学習ができそうな放送大学へ出願

とはいえ、前述の課題に対し、たいして何もしないであろう状態で過ごすことは避けたい、と思い、どういった状況であれば今の自分でも頑張ればやっていけるか、を考え、調べました。

最終的に、放送大学の選科履修生(在学期間1年)が良さそう、となり、すぐに履修科目を選定し、出願しました。

(調べていた時がちょうど出願締め切り前夜だったので、大学の公式サイトにある資料や公式YouTubeアカウントの動画などを夜中までチェックしてました)

1年間・2学期制で、前半が1学期、後半が2学期となっています。(夏ぐらいまでが1学期)
1学期はひとまず「学習習慣を付ける」というお恥ずかしい目標ではありますが、立てまして、おもしろそう、かつ、挫折しなそうなレベルの内容の科目として、下記の5科目を履修しました。

2学期は下記の科目から5〜6科目を履修予定。

なんだかんだで今の仕事の周辺領域が多くなってしまいましたが、なんとなく分かっているつもりで正しく理解できていないところもあったりするので、そのあたりを埋めつつ、少し広げていく、というイメージです。

1年やってみていけそうであれば2年目も継続入学し、もう少しレベルの高い科目も履修していければ、と思っています。なので、今年は「まずは」という科目にしました。

自分の目的はあくまで学習による課題解決であって、学位の取得ではないので、少し無理すればいける、ぐらいの背伸びでやっていければと思います。
少しだけ、無理をして生きる (新潮文庫)


うまくいかなかった時に思い出す言葉

少し話は逸れますが。
元来怠惰な性格ゆえ、うまくいかないことが多い人間です。
そのくせ健康第一主義なので、なんとか心身ともに健康を保とうとしてます。

(ダメな時はたいてい「ちゃんと食って動いて寝る」のリズムが崩れているので、整えれば戻ってきます)

メンタル面において、うまくいかなかった時や、「この選択は正しいのだろうか?」と思うシーンで思い出す言葉があります。

結果が出ない時、どういう自分でいられるか。決して諦めない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる。

イチロー

結果が出なかったとき、どう受け止めるかでその後の歩みが変わってくる。

梅原 大吾

“選択”に正しいも誤りもなく、選択を正しかったものにする行動があるかどうかだけだと信じています。

南場 智子

あと、たいてい「別に●ぬわけじゃないし」で気持ちを切り替えられるようになりました。

(ただ、こればかりだとある意味●んじゃうので、これで気持ちを切り替えつつ、落ち着いたら、とはいえやることはやる、を推奨します)


まとめ。少しずつでも前へ

何かひとつでも「昨日まで知らなかったことを今日はじめて知った」ということがあれば、小さいことかもしれませんが成長です。前進です。

私は自学自習ができない人間なので、「半強制的に学習する環境に身を置く」という外圧を利用し、少しずつでも前進していければと思っています。マイペースに。

うまくいけばきっとそのうち自己肯定感も上がるはず。否、課題解決に繋がるはず。
そう信じてまずは1年間、やってみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?