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「鬼ヶ島」という単語が入っている校歌が歌われていた元小学校に行ってきた話(in 女木島)


はじめに

委員長こと、にじさんじ所属のVTuber「月ノ美兎」に触発されて、遂に「鬼ヶ島」に聖地巡礼をしに行ってきました。

きっかけは今からもうすぐ約2年前にYouTubeにアップされたこの動画
【鬼ヶ島で死にかけたことある?】

鬼ヶ島、正式名称「女木島」に月ノ美兎が訪れたという動画。
女木島については動画内でわかりやすく説明されているため、動画を見ていただくのが1番ですが、
公式ホームページによると

女木島(めぎじま)は外周約9km、人口は100人ばかりの、とても小さくのどかな島です。そんな女木島が脚光を浴びるきっかけになったのは高松の小学校教員・橋本仙太郎先生によって1914年に発見された洞窟。女木島の洞窟は桃太郎伝説と紐付けられて世に発表され、女木島は桃太郎に登場する「鬼ヶ島」のモデルになった島として一躍有名になりました。その後、島全体が「瀬戸内海国立公園」に指定され多くの観光客が訪れるようになりました。そして今日まで高松から気軽に訪れることができるリゾート地として親しまれています。

鬼ヶ島観光協会 https://www.onigasima.jp/

とのことです。

さて、この動画の後半で、委員長はリスナーにある呼びかけを行っています。
それは、18年前に休校になってしまい、現在はアート施設になっている「女木島小学校」の校歌を知っている人がいるか?というもの。
というのも、委員長のご学友の1人が、
「女木島小学校の校歌、鬼ヶ島って入っているのかな…」
という疑問を持ったが、そのアート施設の受付や案内所の方に聞いてもわからず、もやもやしてしまったとのこと。

動画内では判明しなかった校歌の歌詞は、動画がアップされたその後に視聴者によって発見されました。インターネットの集合知って凄い。

委員長が雑談でも言及しています。
【PCのデータ復旧修理にいくらかかるか知ってるか?】

44:09〜

「女木島小学校の校歌には、鬼ヶ島って入っているのか」という
結論、女木島小学校の校歌には「鬼ヶ島」という言葉が入っていました。

上記のサイトの2005年3月17日の箇所に校歌全文が引用されており、歌詞を確認することが出来ます。

さて、ここからが本題なのですが、動画を見て逆に歌詞に「鬼ヶ島」という単語が入っている小学校だと知ってる状態で、生で小学校を見たい!と思った私は、この5月に「女木島小学校」を聖地巡礼してきました。

委員長の動画だけではわからなかった、女木島小学校の全貌レポと、もし私のように「女木島に行ってみたい!」と今後女木島に行かれる方に少しでも情報をお伝え出来ればと思います。

女木島(鬼ヶ島)に行ったよ

女木島の行き方

香川県高松市にある高松駅から徒歩8分の距離に、「高松港」があります。 

JR高松駅 

ニコニコの駅でかわいいですね。

フェリー乗り場

そこから「女木島」「男木島」行きの「めおん」というフェリーが出ており、フェリーで20分程で女木島に到着します。

女木島行き めおん

赤と白のボーダー柄のカラフルな船が港に到着した時は驚きました。

船は高松↔女木島↔男木島を行き来します

ちなみに、繁忙期以外の通常ダイヤは2時間に1本という少ない本数なので、時間に気をつけてください。高松港から女木島までは片道大人370円でした。

フェリーから見える海


女木島に到着すると、委員長が動画内の前半で言及していた鬼ヶ島洞窟行きのバスを発見。

さすが通称鬼ヶ島、島の至る所に鬼がいました。

道案内してくれている鬼
手描きの地図🗺 とても可愛かったです
なぜかモアイも出迎えてくれました。

女木島小学校

島を歩いていると、ついに待望の女木島小学校に到着しました。

正式名称は「高松市立女木小学校」でした。
校門入ってすぐ

本当に小学校だったんだなと思うような外見で、かつて私が通っていた母校を思い出しました。

校舎の案内図

校舎の中は1部しか見られないのですが、こうやって校舎の案内図が残っているのでどんな小学校だったかが想像出来るようになっています。

受付に入ると、校門からは想像できなかった像以上にビビットカラーの校舎が。 

受付

写真でも伝わるかなとは思いますが、原色の緑と赤が太陽の光に照らされて目が痛くなるような色味でした。よくある小学校の校舎からは想像できなかった派手さに恐れおののきました。

受付の方と雑談しつつ、校舎の中に進むと

玄関の謎のアートと

キラッキラの天井。

そしてこの女木島小学校の代表的なアート「女根(めこん)」
想像以上に大きかったです。


独特の世界観で、委員長が「夜見たらどうなるんだろう」と言った理由がわかります。全体的に作品が大きくて圧倒されました。

タイル

外の廊下も例外なく鮮やかな緑と赤。自然の緑とのコントラストがおしゃれでした。

トイレ
廊下

アート部分と、かつて小学校だった頃の名残りの境界線。こう見ると小学校だったんだなと改めて気づかされます。

ちなみにこの行った日は、女木島小学校内に植えられている「リュウゼツラン」という数十年に1度しか咲かない花が開花していました。
少し枯れ始めていましたが、大きい花でした。

リュウゼツラン

まとめ

鬼ヶ島という単語が入っている校歌がかつて歌われていた「女木島小学校」は、鮮やかな緑と赤の現代アート施設に変貌していました。
かつてここに通っていた生徒たちは「鬼ヶ島」というフレーズを口ずさんでいたのだと思うとなんだか感慨深かったです。
今回委員長の配信を見なければ知らなかった「女木島(鬼ヶ島)」を紹介してくれた委員長には感謝です。

女木島には委員長が紹介していた洞窟以外にも、いくつか観光スポットがあるのでぜひ行ってみて欲しいです。

以上!

オマケ

個人的に女木島でいちばん怖かったのは、鬼ヶ島洞窟でも女木島小学校のビビットな配色でもなく、

ここ、女木島の観光案内所「おにの館」の中にある「鬼の間」(中の様子は撮れていません。)

上記のサイトに中の様子が1部載っています。

「鬼の間」とは、おにの館内にある鬼の博物館です。
日本各地に伝わる鬼伝説の資料や祭事に使う鬼の面などを集めて展示しております。
また、女木島に関する資料なども展示しております。

https://oninoyakata.mystrikingly.com/

特別怖い展示があるわけではないのですが、薄暗く何故か不思議な匂いがしており、何よりも天真爛漫な子供の歌声が永遠と館内で流されているという空間が1番異世界のようで怖かったです。

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