見出し画像

希望を最大化しようとする“楽観主義者”になろう

コロナ禍は、ほぼすべての業界に大きな打撃を与えた。

将来を予測するのが難しい、先が読めない“不安定”で“不透明”な環境に変えてしまった。

Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)

スクリーンショット (2422)

今までの“常識”⇒“非常識”、“当たり前”⇒“とんでもない”になることもあるし、逆もしかりだ。

世の中には、【“希望”を最大化しようと考える人】と【“失望”を最小化しようと考える人】がいると思う。

誰しも予測するのが難しいのだから、【刻々と移り変わる環境へ柔軟に適応していく】していくしかない。

この“柔軟な対応”というのは?
前向きで“ありたい姿”を目指すのであって、ネガティブ発想ではない。

私は
【“希望”を最大化しよう】
と考えるポジティブ発想で対応していくべきだと考えている。

画像2

緊急事態宣言による“外出自粛生活”によって【人の移動】は止まった。

“人が移動しない”ことによって観光関連業界は大打撃を受けた。
“人と会えなく”なって、zoom等のオンラインミーティングやビデオ通話が脚光を浴びて“新常識”となっていった。

“外出自粛生活”によって【需要の形態】が変化した。
外食産業・アパレル業界は大打撃を受けた。
デリバリーサービスやネットショッピングが益々浸透して“当たり前”になっていった。

“人が移動しない”ことによって【需要の形態】が変化し【雇用増減】に繋がった。
経済が縮んだのだから、企業は、生き残るためには“身を縮める”“痛みを伴う施策”を行わなければならないこともある。
逆に限定的ではあるが【巣篭り特需】によって増収増益した企業もある。


いずれにしろコロナ禍は、それぞれの人にとって“価値観”や“働き方”そして“人生観”も考え直す“ターニングポイント”になったのは間違いない。


Beforeコロナ時代の私ビジネスモデルは、講演会講師やイベント企画・運営といった完璧“対面3密ビジネス”であったので、2月10日すぎには2月後半以降に予定されていた各種イベントが、アッと言う間に全てキャンセルになった。

経営者向け『クライシスマネジメント講習会』すら主催者側から中止連絡がきた時には、思わず笑いだしたのを覚えている。

「3月~5月の予定は全てキャンセルだよ。この状態はいつまで続くのかわからない。ジタバタしても無駄だな。」

スクリーンショット (2425)

外出自粛の“巣篭り生活”で、“後悔”に関する2冊のベストセラーを読んでみた。
『死ぬ瞬間の5つの後悔』 by ブロニー・ウェア
『死ぬときに後悔すること25』 by 大津修一

スクリーンショット (2426)

この2冊でわかったこと。

<後悔する人の特徴>

● 時間・タイミングに無頓着

● 表面にとらわれすぎて、本当に大切なことを軽視

● やりたかったことを、やらなかった


私は、

『自分では“どうすることもできないこと”の改善を待っていたところで時間の無駄』

『従来のビジネスモデルにしがみついていても“いいことない”』

『先の見えない不確実な時代なんだから“やりたいこと”をやろう!』

と3月末に従来のビジネスモデルを“捨てる”決断をした。


【 今やりたいこと、将来やりたいことに集中する 】

今に集中して生きることが絶対楽しいし、グズグズしてたら時間だけが過ぎさるだけで、新たな後悔を生むだけ。

【 過去の”成功体験“を捨てる 】

過去の“成功体験”は何の教訓にもならない。“足枷”、“固定観念”、“既成概念”となっているだけ。

【 “この状況をプラスに変えてみせる”と宣言する 】


世の中には失敗しないとわからないことがある。その失敗から素早く学ぶことが解決策ということもある。

画像5

そもそも、何もかもが上手くいくはずはないのだから、何もかも上手くいかせようとするのは“方法論”として間違った考え方。

自分には“どうにも出来ない状況”をどうにかしようとしたり、逆に悪く考えすぎたりしたところで、どうにもならないので、逆にその状況も楽しめるだけの余裕が持てば、もっともっと人生は楽しい。


楽観主義者とは、絶望的な状況に目をつぶって、危機を見ようとせず、楽観論を説く人間のことじゃない。

自分が今どんな状況にあるか冷静に理解できる目を持ちながら、かつ“希望を持ち続けることのできる人”のこと。

希望を最大化しようとする“楽観主義者”になろう!


画像6


変化とは人生の法則である。過去と現在しか見ない人は、確実に未来を見失う。
Change is the law of life. And those who look only to the past or the present are certain to miss the future.


行動にはつねに危険や代償が伴う。しかしそれは、行動せずに楽を決めこんだ時の長期的な危険やコストと較べれば、取るに足らない。
There are risks and costs to a program of action, but they are far less than the long-range risks and costs of comfortable inaction.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?