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ビジネスにおいて “いい人” “都合のいい人” “どうでもいい人”

崇拝人物の一人である落合博満氏の言葉

「良い時も、悪い時も、同じ態度で接してくれた人だけ信じられる。そういう人と一生付き合っていきたい。」

自他ともに認める“変人”で“人間性に問題がある”私は、当然の如く”親友“と呼べる人はいない。

ずっと親密な関係を保つよりも、時々話ができるような適度な距離感の友達のほうが、“気楽”と考えてることと、そもそも“一人”でいることが大好きだからだろう。
(これは“人間性に問題がある”私の“言い訳”にすぎないが、、、(笑))

産まれてから死ぬまでの人生の中で、年齢や様々なシーンにおいて『周囲の人』は変化していく。

暦に区切りがあるように、人生にも節目が存在する。“出会い”があれば“別れ”がある。

どちらか一方が続くことはありえない。

私の会社員時代は“転勤族”で、4~5年程度のサイクルで勤務地が変わり、単身赴任生活も長く、他社出向もあったので職場環境も変わるという生活だった。

多くの会社関係者との“出会い”と“別れ”を繰り返してきたはずだ。

しかし、フリーランスとなった今、振り返ってみたら、長年働いた会社の人(先輩・後輩)との付き合いは皆無だ。

冷静に考えたら、自分が求める相手ではなかったのだろうし、相手にとっても、私との付き合いは“良いもの”を生み出さなかったのだろう。

ところで、人は、より多くの他人から好かれたいのだろうか?

”一緒にいて嬉しくもない人”にまで好かれようとするから、本当に必要なことが見えなくなったり言えなくなったりするのだろう。

そんな関係では、ビジネスにおいてはデメリットの方が大きいとしか思えない。

「『上司の言うことは理不尽で間違っている!』 けど言えない。下手なことを言うと、上司から嫌われて職を失ってしまうから。」

「本音を言うと人間関係が悪くなるので言わない。」

また、

「議論は一致しなければならない」
「意見が一致しない」=「相手のことを嫌い」

という雰囲気での会議は“何の生産性もない無駄な時間”でしかない。

これでは、単なる“仲良しクラブごっこ”で、全く生産的でない。

人の“好き嫌い”というものは絶対にある。

しかし、その“好き嫌い”だけが判断基準では、ビジネス上の関係性は保てない。

「価値観や意見が違う」ことがわかることが大切で、対話や議論で【 お互いにわかり合えていないことを認める 】ことから始めなければならないはずだ。


周囲の「空気」や「同調圧力」など気にして“遠慮”や“忖度”するという状態は“最悪”だ。

「同調圧力」をかけてくる奴らは気持ち悪いけれど、それを気にして同調する奴らがもっと気持ちが悪い。


本当に言いたいことがあれば、言えばいいと私は思う。

本音を言うと「人間関係が悪くなる」と思っている人もいるかもしれないが、表現しない限り、人の本当の想いなんて絶対にわからない。

本音を言うことで、相手の考えがわかるもの。

ただ、“言い方”や“伝え方”や“表現方法”に注意が必要だ。

【自分の提案を通すスキル】は日々磨かなければならない。

困難な情勢になってはじめて誰が敵か、 誰が味方顔をしていたか、そして誰が本当の味方だったかわかるもの。

人と接することが激減した“コロナ禍”は、自分を見つめ直す機会でもあり、人付き合いの断捨離の機会にもなる“いい機会”と捉えるべき。


誰かがあなたについてどう思おうが、それは自分の問題ではなく、相手の問題。

他人が誰のことを嫌いであろうと、それは貴方の仕事にはかかわりのないこと。

ビジネスにおいて

“都合の良い人” は要注意。“どうでもいい人”との付き合いは“時間の無駄”。

“いい人”は、“他人の気持ちがわかる人”?


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