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人柄や実力は簡単に変えられないが"印象"はファッションでいくらでも変えられる

自分の『人柄』や『実力』を 自分の望むように短期間で変えることは、まず不可能ですが、、、


● 他者の自分に対する『印象』を変えること

● 今までの自分とは違う 新しい自分を 他者に見せること


この2点を 短期間で しかも簡単に 実現出来ることがあります


それが ファッション が持っている魔力 です




印象操作とは?


言葉遣いや表情、服装、髪形などをコントロールすることで、自分に対する他者の印象を自分の望む方向に管理しようとすること

アーヴィング・ゴッフマンという米国の社会学者が「印象操作」と名付けたそうですが 

印象操作」という言葉は 良い意味で使われていない場合が 多い気がしませんか?


このゴッフマンの研究は 面白くて 本質をついています

① 場の「空気」はどのように形成され どのように人々に共有され、維持されていくのか?

② その中で人々は コミュニケーションを成立させるために どのように振る舞って どんな「自分」を相手に見せようかとするのか?


その研究を通じて

人々はコミュニケーションにおいて、その場にふさわしい「役割」を認知し、その「役割」を演じることによってコミュニケーションを成立させ、社会を成り立たせている

という考え方を説いています


なんとなく 思い当たる節があるでしょ?



人間は皆、演技をしながら生きている


会社での自分 

家庭での自分 

友人と会っている時の自分 


人と接するシーンで どんな時でも 素の自分ですか?

自然と それぞれのシーンの役割に応じた「自分」を演じているはずです 


『役者冥利に尽きる』って言いますよね

役者の立場で受け取っているご利益が この上なく極まり有難い

という意味を表します


「役割」に応じた人物像を演じるんだったら 徹底的に演出した最高の役者として 楽しみながら その「役」を演じましょう。



まずは外見がよければ、、、


「俺は 中身がよければ外見は気にしないよ 」

と おじさんサラリーマンが 居酒屋で演説されていますけど


貴方こそ 

肩書・役職・経歴・資格 といった目で見えることで その人の能力の高低を決めていませんか?

外見だけで 「〇〇さんは どんな人だ」 と決めつけていませんか?

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検察官の活躍を描いたドラマ『HERO』で 主演の木村拓哉さんが演じた ラフなジーンズにダウンジャケット姿で 秋霜烈日章は ネックレスにして首から下げている 型破りな検察官(検事)”久利生 公平”に 憧れた人は多かったと思います 


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おじさんサラリーマン管理職の貴方に質問します


【質問1】

久利生 公平が 貴方の会社の採用面接にやってきたら どうします? 


「は?何?そのスタイル?」と感じて 門前払いするのでは?


【質問2】

① サイズ感が合っていない野暮ったい古臭いスーツ姿の人

② サイズ感ピッタリの小綺麗な現代風のスーツ姿の人 

どっちが仕事できそうですか?


間違いなく ② と回答するでしょう


【質問3】

監督就任会見の 新庄剛志さんのファッションと会見の内容を どう評価しますか?


この質問には 様々な回答があるとは思いますが

今までのプロ野球の監督像をぶっ壊して インパクト大で 成功だったと私は大絶賛しています。世界に一着しかない洋服類も 強烈なインパクトでしたが 話しを聞いていくうちに「何かを変えてくれる」という期待感の方が大きくなっていきましたから


つまり

「つかみはOK」

によって他者が 自分の話に耳を傾ける確率が高まるということです


「中身よければ外見は気にしない」という考え方は通用しません


相手に『聞く姿勢』になってもらいたかったら 

外見を変える

これって 間違いじゃないと思います。



自分をどう見せたい? どんな印象を与えたい?


”見せかけ” 大いに結構

どんな役者さんでも まずは 衣装合わせから


他者の印象を自分の望む方向に!

『誰に 何の目的で 自分をどうみせ? どんな印象を与えたいのか? 』

目的 コンセプト を明確にしましょう


お堅いと言われる職業なので 大人締めのファッションじゃなきゃいけないって 誰が決めました?

清潔感は絶対必要ですが お客様に緊張感を持たせないように あえて適度なラフ感を取り入れて ジャケパンスタイルでも いいはずです


ただ 自分の性格とファッションが かけ離れていては 演じる自分が疲れちゃいます

そこを考慮しながら まず コンセプト を決めましょう

いい塩梅 ってやつです



コンセプトを戦術へ落とし込む


なんだか 経営戦略や事業計画を構築しているみたいですか

自分という商品をリニュアルして 売り出すのですから 同じことです


コンセプトが決まれば 後は 相応しいファッション(戦術)に落とし込んでいくだけです


まずは シンプルに考えましょう


第一弾の選択肢は 

① スーツ・スタイル

② ビジネス・カジュアル・スタイル

の 2つ でしょう


私は カジュアル化が進んでいる 昨今だからこそ

①の スーツスタイル で ビッシっとキメて 登場するのをお勧めします


覚悟を決めて行動するだけです


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でも 薄毛なので どうやったって無理さ

だって この体型だもん 似合う服ないし

どうせ ブランド物の 高い洋服なんでしょ

今 バタバタしてるんで 落ち着いたら ファッションも考えるわ


「はぁ? はぁ? はぁ?」

こんな考えの方は いつまでたっても変われません

いつやるの? 今でしょ



「ダイエットが成功して 痩せてら、、、」


”痩せなければ素敵になれない” って誰が決めたんですか?

どんな体型の人にもセンスよく見える魔法

それが ファッションなんです


コンプレックスを克服も ファッション・テクニックを使えば可能です



今回のまとめ


本人に自信があろうが なかろうが 

コンプレックスがあろうが なかろうが

要は他人から見て自信があるように見えればいいだけのこと

と私は思っています


・・・<補 記>・・・

薄毛に悩んでいる後輩に

思いっきた短髪にして 伊達メガネかけて Vゾーンを鮮やかな色にしよう

と提案したことがあります


コンプレックスである髪から 視線を逸らす作戦です


彼は 出世していって 今や 大きな支店の 支店長さんです


先日 その後輩にバッタリと出会った時

「先輩 お久しぶりです 相変わらず”見せかけ”だけ はいいですね」

と褒めてもらえました 



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