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【無駄話の極限】独自理論を構築して唱えて何かを創造するという無謀な夢

「今まで何か?他者に役に立つ何かを創造しただろうか?」

会社員時代は『引き受け』仕事をこなしてきただけ

僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
(Mr Children『彩り』)

「まあ そりゃそうかもしれないけど 実感は全くないね」


独立起業して アーティスト・プロデュースやイベント・プロデュースを行って オーディエンスに少しは笑ってもらったかもしれないけれど これも何か役に立つ創造と言えるものではない


「お?そうか!」

自分が経験してきたこと学んだことを 統一的に説明できるように筋道を立てて 組み立てられた知識の体系にして独自理論と言い張ればいいのでは?


【馬鹿話の極限】によって辿り着いたのが【GAVI理論】 

これも夢のひとつ (はぁ?呆れる?)



学術論文の「学説」は著作権で保護されるか?


著作権は表現の保護であり アイデアは保護されません

一般に 学説は このアイデアに相当するもの と考えられているものなので著作権法の保護はありません(学術論文自体は著作物であり無断コピーが一般に著作権侵害になる)



『理論』の意義は?【高度に複雑な現実の世界を単純化?

「様々な学説やアイデアをフュージョンすればいいんだ」


難しいことは分かりやすく 分かりやすいことは面白く 面白いことは深く  


ここから整理始めて まとめたのが 【GAVI理論】

Jazz & HipHop in business Program = 略称【J-Hip】



【仮説①】『潜在意識』の上書き保存ができないか?


人は ココロ(脳)の95%にあたる【あなたの知らないあなたの意識】(過去の学習・経験・環境によって蓄えられた『潜在意識』)によって 瞬時に様々な判断をして 行動に移しているそうです

この『潜在意識』によって「固定観念」「先入観」といった偏り・差別感が形成されているのでしょう


『認知バイアス』とは

自分の”思い込み”や周囲の環境などによって無意識のうちに合理的ではない判断をしてしまう心理現象のこと

「なんでわかってくれないの?」「なんでそうなるの?」と わかり合えない状況を作り出すのは 『認知バイアス』が大きな要因です


さらに『確証バイアス』が

自分が欲しい情報ばかりを集めて それ以外の情報は無視して見えなくなってしまうこと

「あの人が言うことは分からない」「あの人とは話が噛み合わない」という状況になっていく



こんな『バイアス』を生み出している【潜在意識】のアップデート(上書き保存)ができれば コミュニケーションもスムーズにいくのでないか?



【仮説②】「われわれ」と「やつら」との対立は部族主義?


『部族主義』とは?

自身の所属する集団(部族=われわれ)の道徳的信念が最も正しいと信じ その衝突によって他部族(=やつら)との深刻な対立が生まれる様子

先進国を覆っている社会的分断の多くは この『部族主義』が迷走した結果と思います

われわれの道徳は美徳だが やつらの道徳は悪徳である

異なる文化・価値観をもつ「やつら」に寛容でいられないので

「われわれの【礼節】=【文化】に合わせろ」われわれの【正義】を振りかざして 「やつら」を排除し 迫害します



仲間を優遇してしまう傾向にある『内集団バイアス』は ビジネス・シーンでも散見されます

多くの企業が『D&Iごっこ』『なんちゃってD&I』にすぎないのは 

われわれの道徳を優先する『部族主義』が大きな要因

と考えていて 人種差別問題と切っても切り離せない【ジャズ】【ヒップホップ】そして【ブルース】の歴史を学ぶことは 大いに意義のあることと考えました 



【仮説③】人間の認知システムは五感を磨き上げると変えられるのでは?


人間の認知システムには 次の2つがあると考えられています

『直観システム』・・・非言語的・無意識に判断する

『推論システム』・・・言語的・意識的に推論を行う

道徳的判断は まず『直観システム』で行われ その後 もっともらしい理由付けを『推論システム』で行います

多くの判断は『直観』と『感情』が大きな影響を及ぼしているはずです


『直観システム』にメスを入れるには 五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚)で感じる 今まで多く体験していないことを経験することで 想像力・観察力・即興力などの感性(センス)が身に付くのではないか?

と考えました

クライシス・マネジメントで勉強してきた【図上演習】をビジネス・シーンを踏まえたテーマにアップデートしながら行うワークショップも面白いと考えています



【仮説④】0から1を創造するアーティスト感性が必要では?


ジャズメンもヒップホッパーも 自分のソロ演奏部分でオリジナリティを最大限に発揮する【部分最適】と 他メンバーとの相互作用(インタープレイ)も含めての 演奏・作品の完成度【全体最適】を高めていきます

ジャズの特徴

① インプロヴィゼーション(即興演奏)
② スゥイング(スピード感)
③ テンション・ノート
④ インタープレイ

ヒップホップの特徴

✅ フリースタイル(ラップ)で 韻を踏む 頭の回転の速さ
✅ どこから探してくるんだ?サンプリング元ネタの情報収集力
✅ 誰に学んだ?リズム感と間の取り方に外し方

この『想像力』『即興力』『融合力』は どんな思考から生まれるのか?

典型的な個人主義と思われがちな ジャズ&ヒップホップは 実は全体主義なのでは?

美術作品を中心にしたヴィジュアル系(同じ空間で目で確認できる)アートを分析の対象ではなく 聴覚で確認する『ジャズ』 聴覚も視覚でも確認する『ヒップホップ』の方がもっと想像力を膨らませられるのでは?



無用の用ってこともある


挫折は過程 最後に成功すれば 挫折は過程に変わる だから成功するまで諦めないだけ


改めて振り返ってみると よくぞ ここまで 多くの「無駄」と「浪費」をやってきたんだろうと 我ながら感心します


いつでも どこでも ドリームキラー は存在します

「他者の言動なんて関係ない」「他者が邪魔してきたら付き合わなければいいだけ」と思いながらも 

何かにつけて他者を「期待して」「信じて」「裏切られた」ことばかりだったかもしれません

どうも一番厄介な ドリームキラー は 自分自身だったようです


多くの「挫折」「葛藤」「摩擦」の『回り道』があったからこそ 今の自分があるのであって 本当に『やりたい』ことが見えてきた気がします


『後悔』は行動した後に「悔いる」こと 

「悔いて」いるばかりでは前進しない

挑戦し続ければ『やらなかった後悔』はしなくて済む


【GAVI理論】が 誰かの何かの役に立つのか?


知らんがな




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