「働かないおじさん」集まれ!本当に必要な人脈って何でしょうか?
メンバーシップ型雇用(日本の企業)
「何の仕事(職務)をするのかの合意無き雇用」
ジョブ型雇用(欧米の企業)
「必要な職務に対して職務ベースで合意した雇用」
日本の企業においては『人に仕事をつける』人事が一般的です。
新商品開発部署が廃止になった場合を考えてみましょう。
【メンバーシップ型雇用(日本の企業)】
『人に仕事をつける』→(廃止でその仕事がなくなる)→『別の仕事を与えられる(異動等)』
この部署は新商品開発が成功していたら廃止されることはまずありません。
新商品開発が上手くいかなかったのか?何等かの理由で廃止になります。
失敗した部署にいたわけですから社内では、想定しえない噂が広がっています。その状況で『別の仕事を与えられる』のに重要なのが
「社内人脈(自分より役職が上の人)」です。
【ジョブ型(欧米の企業)】
『仕事に人をつける』→(廃止でその仕事がなくなる)→『契約終了』
この会社内で『別の仕事を与えられる』可能性は殆どありません。
仕事が無くなったのですから『契約終了』は当然のことで、労働市場で新しい”仕事”を探さなければなりません。
『社内人脈』は何の意味も持ちません。
【メンバーシップ型雇用(日本の企業)】で”働き方改革”と称して「ノンコア業務の抽出」や「ダイバシティ推進」と親和性が高い【ジョブ型雇用】へ移行議論はあります。
また【ジョブ型雇用】は仕事内容が限定的かつ明確なので、評価視点が明確で”成果重視”に親和性が高いということも分かります。
そして「同一労働同一賃金」も議論されています。
しかし、日本社会では「言うだけ」で現実として全く前に進みません。
当該企業内(特に大企業内)での話に過ぎなくて、「コストダウン」と「非正規雇用の増加」程度の話にしかなっていないのです。
欧米並みに会社という垣根を越えた産業別労働組合などが『各職務に必要な各種要件(最低賃金なども含む)』を明確化して世間に認知されて「労働力の流動化」が”当たり前”にならない限り、【メンバーシップ型雇用(日本の企業)】から【ジョブ型雇用】への移行は簡単には行えません。
経営者サイドで考えると、誰にでも出来る業務(上司の指示通り、マニュアル化されて均一化されたもの)には、より低コストで従順に働いてくれる非正規雇用社員の方を登用するのが当然です。
そしてAIを活用すれば、ホワイトカラーの仕事に従事する多くの人は職を失います。(このAI活用も中途半端でしかありません)
「人に仕事をつける」という考え方がベースにある限り「働かないおじさん」に分類された人に”働きがいのある仕事”が与えられることはないです。
私は”自業自得”でしかないのですが、大企業勤務時代「働かないおじさん」どころか「こいつだけには絶対に働かせないおじさん」という感じでした。
「未取引企業開拓専任者」という取ってつけたような役割?だったのですが、上司からの具体的な指示も全くなく、同一職場内の同僚と議論することも一緒に何かの業務にあたることもありません。
(座席なんて窓際族どころか、社員席とは離れた作業を行うパートさんと同じ座席にポツンといる状態でした。)
私が上司に提案すると「反対はするけど賛成は絶対にしない」状態
職場の同僚も同調圧力軍団として、手を変え品を変えて恐ろしいほどの「自主退職」に向けての各種攻撃を行ってきます。
そこで開き直ったのは
「この会社の給料はベーシックインカム」
「今後の人生で必要なのは”社外人脈”」
この境地に至った時に精神的安定を取り戻し、各方面からやってくる「自主退社しろ!」攻撃を楽しむことが出来るようになりました。
この”開き直り”は、客観的にモノゴトを見れるようになりますが、会社側の多方面からの攻撃が激化します(笑) 私事は、この程度にして
中途半端ジェネラリストとして管理職ポストまで登りつめた役職定年者で”専門性”を高く評価されて、その”専門性”を活かせる仕事が与えられるのは、限られたごく一部の人です。
役職定年者も「働かないおじさん」に分類されます。
(本人に自覚はなくても他者は確実にそう思っています)
「ベーシックインカム」のために会社に居続ける覚悟を決めたら、与えられる仕事に対する”やる気(モチベーション)”など期待しないことです。
80年代入社組が定年延長再雇用社員となり、90年代の売り手市場入社組が役職定年となり「働かないおじさん」が大量に生まれます。
各企業にとっては”不良在庫”であり”捨てられないゴミ”なのですが、誰も解決策を見出さない『問題』となっています。
考え方によっては「働かないおじさん」マーケット規模が大きいのですがら『ブルーオーシャン市場』です。
実は、中小企業やスタートアップ企業において「働かないおじさん」の経験値や暗黙知やノウハウを必要としています。
「どこの会社のどの役職だった」「どこの部長だった」ということを重視するビジネス・マッチング・サイトは存在しますが、需要側(中小企業など)にとって実質的に機能しているとは言い難いです。
本当に必要な人脈って何でしょうか?
こんなテーマで気楽に雑談しませんか?
まったく違った観点からの「楽しい良好なAI関係構築」という話です。
画像生成AIに次を呪文を投げかけます。
すると次の画像が生成されました。
次に上記英語をGoogle翻訳で和訳した呪文
この呪文を投げかけると、次の画像が生成されました。
豊富な経験値をお持ちの「働かないおじさん」に分類された人ならば、お分かりのはずです。
この呪文の作り方・考え方を応用(横展開)できれば、やる気になる仕事を与えてくれるフィールドが必ずあります。
そんなことも一緒に雑談しませんか?
「GAVI?なんだこいつは、胡散臭いな 」とお考えの貴方!
そのお考え「正解」です(笑)
ご興味あれば動画をご覧ください!
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