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久高島の祈りは歓びの調べ。

写真:《地上にひとつの場所を》内藤礼

☜久高島の旅・前編はこちら✈️

大昔に神さまが降臨した久高島で、祝女のろさんと2人きりでお話しする機会をいただきました。大里家うぷらとぅという旧家の末裔である彼女の実家の祭壇の前に座ると、なぜかとっても懐かしい気持ち。

「どうやったら平和な地球になりますか?」
「武器商人が戦争を…」
「じゃあわたしは『愛を忘れた武器商人』のためにもお祈りしたらいいですか?」
「そうしてごらん。『もう、こんなことしたくない』っておもう人もいるから。自分を清めて、純粋な心で祈りなさい。何千キロも離れてても、祈りは通じる。」

慈愛に満ちたやさしい目で語りかけてくださる祝女のろさん。彼女の家系は代々、植物の力を借りながら漢方で島の人を治癒してきたのだそう。動物とテレパシーでお話しながら、あらゆる島民とも朗らかにコミュニケーションをとる彼女は、やっぱり「ワンネス」を体現して生きるネイティブインディアンみたいでした。(実際に彼らとのご縁が深いというお話もしてくださいました。) 最後に祝女のろさんと感謝のハグ。

「地球に生まれてきてくださって、ありがとうございます。」
「ああ、ありがとう。あなたもね。」

祝女のろさんの言葉を胸に、みんなに祈りを広めよう」って決めて、外間殿ふかまどぅんという祭祀場の近くの公道からZoomで1000人に「地球への祈り」の大切さを伝えてくれた最高な仲間たち。Zoom中に雲間から美しい朝日がさして、久高の神さまが喜んでいるような気がした。そのあと帰りのフェリーを待ちながら、島でめぐり会ったみんなと一緒に談笑してたとき、「ああ、もうすでに最高の平和の祈り手が集められてるんだ」ってふと気がついた。

沖縄民謡の『てぃんさぐぬ花』が伝える教えを神々しい声音にのせて歌う姉妹。広島の爆心地でお店をしている女性は、水みたいに美しい心を言葉にのせてお話してくれます。「私も広島出身で…」と原爆を体験したおじいさんのお話を伝えてくださる女性。すると隣の男性も、「広島出身の祖父は原爆で家族も家も財産もすべてを失いました。祖父は10人兄弟だったけど、たったひとり生き延びて…」という壮絶なストーリーを教えてくれました。彼の頬を伝う涙をみながら、水面に落ちる一滴のしずくが輪になって美しく広がっていく映像がみえた気がしたの。「純粋な心で祈れば、何千キロ離れてても祈りは届く。」祝女のろさんに教わった祈りが、久高の地から美しく広がりはじめる瞬間を見させて頂いた気がして、心が震えて涙が流れた。闇は光に。絶望は希望に。憎しみはゆるしに。久高島で祈り手の祝女のろさんはあと2人しかいないけど、わたしたちが島を出ても祈り続ければいい。

帰りのフェリーでは「ホピと久高に虹の橋をかけてくれてありがとう」っていう声がきこえました。2023年9月にホピの村に行ったとき、ホピ族のルーベンは「平和を愛するホピの土地から採取されたウランで、広島の原爆がつくられたのは悲しい」っていってた。でも10月に広島を訪れたとき彼は「広島はもうみなさんの祈りで平和の場になっていた。日本人が広島にホピの平和を繋げてくれたことに感謝します」っていってたの。このお話を久高島でみんなにお伝えしたからかな?これからもっと地球に虹をかけるね。祈りの旅はつづきます。

 命が始まり、命が終わるとき、
 なぜかわたしは祈りたくなる。
 胸がいっぱいになって涙を流しながら、
 ただただ静謐せいひつに祈りたくなる。
「生まれてきてくれてありがとう。」
「愛してるよ。おやすみなさい。」
 この星で、生きていくこと。死んでいくこと。
 わたしたちの命をのせて、星の運行はつづく。

「この地球も、このたまわった命も、
 けっきょくぜんぶ愛なんだ」
 わたしたちが宇宙の真理を憶い出すとき
 祈りはきっと駿馬のように千里を駆けて
 地球を言祝ことほぐ歓びの歌になる

 As 'love conquers all,’
 it's my absolute pleasure
 to 'surrender to my unconditional love.'
 あいしてる
 ♾️
 Love x


セドナ&ハワイの旅のまとめ👽🛸❤️‍🔥


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