サッカーを仕事にするまでの話＜Vol.2＞
前回の投稿で、高校時代の愚かな自分をさらけだしたましたが今回はその続編として、大学時代のことを振り返りたいと思います。
■サッカー部に入部して受けた衝撃
高校時代、もっと高いレベルでサッカーとしたいと豪語していた白井ですが入部早々に劣等感を強く感じることとなります。
なにも通用しない…
GKとして体格には恵まれ、それだけで大学からスポーツ推薦の話が来るくらいだったのですが、技術は全くもって通用しなかった…。
そして先輩達の努力具合が半端ではなかった。16:45から19:00で全体練習が終了。その後ほぼ全員が照明が消される21:00くらいまで個人でトレーニングをしたり、コミュニケーションを取ったりしていました。
そんな中で生き残る術。それは『努力する』こと、そして『一人の人間として、この組織に貢献すること』を考えるしかありませんでした。これも先輩達は当たり前の様にやっています。オンザピッチでは互いの意見を思いっきりぶつけ合う。だけど練習が終わると学年関係なく、死ぬほど仲が良い。そんな、胸を張って最高のチームだったと豪語できる『愛のある』組織でした。
■指導者なしで掴んだ『埼玉県リーグ制覇』
そんな『愛のある』チームも実は指導者は存在しませんでした。全て主将・副主将とその代のメンバーが中心となって活動していました。埼玉県1部リーグで優勝するという大目標を目指して、まさしく一丸となって強化に励んでいましたが、ついにその時が訪れます。県内でも有数のチーム相手に歴史的勝利を掴み、挑んだ埼玉スタジアム第3グラウンドでの最終戦。
誰も不可能と思っていなかった。本気でそう思います。みんなで掴んだ優勝。これは僕が一生胸に刻まれるであろう出来事でした。
■サッカーは『人』の心を豊かにする
これはサッカーだけに限った話ではないと思います。他のスポーツでも、スポーツでなくても、そういうコンテンツはたくさんあると思います。ですが、これまでの経験が自分のキャリアにも影響することになります。
サッカーで『人』が成長できる環境を作りたい
教員を目指していた白井にとっては大きな選択を迫られます。それは就職活動と教員採用試験や教育実習のバランス。そして社会を知らなすぎるという感覚。その問題をどう解決するか、悩んでいるときにとあるサービスを知ることになります。
たまたまtwitterをいじっているときに知った『MARS CAMP』。スポーツビジネスという言葉自体もまったく知らなかったので、怯えながら夏のインターン説明会に足を運びました。
あ、これだ
直感でそう思いました。ほぼ即決でインターンの申込をして、現場運営と企画案プレゼンのプログラムの受け、このMARS CAMPにも参加することにしました。ある程度お金が必要になるので、それも考えながらですが、前回の投稿でも話してした大学受験とまったく同じマインドで、自ら求めるサイクルに突入していくことになります。笑
■社会を知ったMARS CAMP
1か月に2回程度実施されるスポーツに関わる方を招いての講義と飲み会。そして毎回募集される現場インターン。現場に限らず、とあるJクラブのスポンサー営業やスポーツとは違う分野での社長へのテレアポ。社員の方の横で死ぬほど電話をかけていたのも今では良い思い出です。笑
そこで得たものは、学びや経験はもちろんですが、一番は『同志達との出会い』。それが白井の中では一番大きかった。自分たちの目指すものを熱く語り合える。それも同じ大学とかではなく、他大で同じを志を持ったメンバー。それぞれ違った感性をもっていて、相当な刺激になりました。そんなメンバーもいまそれぞれのステージで活躍しており、いまでも多々交流させてもらっています。それは間違いなく大学で得た一番の財産です。
■まとめ
大学での部活とMARS CAMPで学んだこと。
自分の感覚に自信を持ち、成し遂げたいことに真っ直ぐ進む強さ
これは社会に出ても全く同じだと感じています。よく会社で『できない理由を探すな、やるための手段を考えろ』と上司から言われていました。自分が思う信念を貫く強さを持つことはとても大切です。
これはいまだからそう思えるのかもしれません。大学時代にそれを思って行動していたとは到底思えません。そして、全員にこれが当てはまるとは思っていません。ただ、いまキャリアの岐路に立たされている大学生・高校生の背中を押すひとつになっていたらうれしいな思います。いまの自分を作っているのはなんなのか。それを真剣に考えてみると良いと思います。
僕個人としても、こういうアウトプットをきっかけに初心を忘れずに歩みを進めていきたいと思います！
今回の投稿はこのあたりで。次回は大学時代に取り組んでいたおもしろくていい経験になるアルバイトについて触れられたらと思います！！
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