見出し画像

454位:Can 『Ege Bamyasi』(1972)【解説文翻訳】ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 (2020年改訂版)

画像1

454位:Can 『Ege Bamyasi』(United Artists, 1972)

<ローリングストーン誌による解説>
 60年代後半にドイツのケルンで結成されたアヴァン-サイケデリック・クルーのCanは、Velvet Undergroundの地下ドローンや、Miles Davisの溶けるようなジャズロック、そしてJames Brownのループするファンク・グルーヴから影響を受けた。『Ege Bamyasi』では、新たに加入したシンガーのダモ鈴木が、"Vitamin C”や“I’m So Green"といったクラウト・ブギーのワークアウトに包まれながら、呟き、詠唱し、金切り声を上げている。Spoonは、バンド名をこのLPの「DoorsがStereolabと出会った」ような最終トラックから取っており、Kanye Westは野性的な“Sing Swan Swing”からのサンプリングをしている(*1)。
*1...Kanye Westの"Drunk and Hot Girls"
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)
<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アーティストのランクイン枚数:1枚(本作は上から1番目)
【2012年度版】(前回版との比較)
同アルバムの前回順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:掲載なし


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?