477位：Howlin’ Wolf 『Moanin' in the Moonlight』(1959)【解説文翻訳】ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 (2020年改訂版)

477位：Howlin’ Wolf 『Moanin' in the Moonlight』(Chess, 1959)

＜ローリングストーン誌による解説＞
　「あの男は天然物なんだ。彼の拳は車のタイヤくらい大きい。」とBuddy Guyは言った。Howlin’ Wolfは、Willie JohnsonやHubert Sumlinといったギターの天才たちの爆発的なプレイに支えられながら、シカゴブルースにおいて最も大きな声で唸り、烈しく咆哮しながら身体を揺らした。1959年にChess Recordsからリリースされた彼のデビューアルバムは、鉄道についての不穏なドローンの“Smokestack Lightnin’”から、不気味な “I Asked for Water (She Gave Me Gasoline)”まで、エレクトリック・ブルースにおいてそれまで誰も耳にしたことのなかったような"ワルい"サウンドを聴かせている。(翻訳：辻本秀太郎、 原文へはこちらから)

＜ランキングに関するデータまとめ＞
【2020年度版】
同アーティストのランクイン枚数：1枚（本作は上から1番目)
【2012年度版】※前回版との比較用
同アルバムの前回順位：154位
同アーティストのランクイン枚数：2枚（本作は上から1番目)