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411位:Bob Dylan 『Love and Theft』(2001)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

 このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂されたローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。

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411位:Bob Dylan 『Love and Theft』(Columbia, 2001)

<ローリングストーン誌による解説(翻訳)>
 1997年のアルバム『Time Out of Mind』での血と栄光は次作へのハードルを上げるもので、ブランク期間を経てのリリースとなった今作に向けられるファンからの期待は相当なものだった。そして、ディランは結果的に彼らの期待を超えるどころか、彼らがぶっ飛ぶような作品を作り上げた。
ここでのディランは、アメリカを隈なく巡っては追い出された白髪混じりの浮浪者の声で歌う。『Time Out of Mind』は、ギターが狂乱する “Summer Days”から軽快なカントリー調の“Po’ Boy”まで、場末のステージでのジョークと終末の大洪水が入り混じったようなアルバムだ。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。

<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:411位
同アーティストのランクイン枚数:8枚
(本作の他は、9位『Blood on the Tracks』、18位『Highway 61 Revisited』、38位『Blonde on Blonde』、181位『Bringing It All Back Home』、255位『The Freewheelin Bob Dylan』、335位『The Basement Tapes』、337位『John Wesley Harding』)

【2012年度版】(前回版)
同アルバムの前回順位:385位
同アーティストのランクイン枚数:11枚
(本作の他は、4位『Highway 61 Revisited』、9位『Blonde on Blonde 』、16位『Blood on the Tracks』、31位『Bringing It All Back Home』、97位『The Freewheelin Bob Dylan』、174位『Desire』、204位『Modern Times』、292位『The Basement Tapes』、303位『John Wesley Harding』、410位『Time Out Of Mind』)





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