Communication Diary #2-self consciousness-
前回に続き、また母親との会話から考えたことを綴りたいと思います。
#2 -self consciousness-
仕事を辞めて、ハローワークでの職探し、さらには習い事にも目を向けるようになった母。表向きはとても前向きな姿勢。
ただ、話を聞いていると
「〇〇さんがいいと言ったから」
「〇〇の話が長くて結局・・・」
と、自分本位の意思が見当たらない。
「一体どっちなの?」
「何がしたいの?」
「本音は?」
と、私の心の中にはいくつもの疑問が湧いてきてしまうのです。
そんな母に私は厚かましくも"意識することリスト"を書いて渡しました。
これはもちろん強制ではなく、自分の意思を少しでも意識的に起こさせるような考え方をアドバイス的に明記したものです。実践してくれると嬉しのいですが。
個人的に、意思をもつこと、このヒントは【人が喜ぶこと】にあると思っています。
例えば、母に渡したリストも、母の考えや行動をイメージすると
「あぁ、結局何したらいいの」と、混乱して実践するのに母なりの苦労や苦痛が生じると推測しています。
でも、この意識をしたことによって【私(娘)が喜ぶ】と考えてくれると、行動を起こしやすくなるのでは、と思うのです。
さらに欲を言うと、「この意識をしたことで〇〇ができた、〇〇と感じた」と実際に話してくれると、母の次なるチャレンジや好奇心に繋がるのではと思っているし、何より嬉しい。そうすることで、意思をもつことの必要性や存在に気づくことにもなると思うのです。何よりも、母には人生を謳歌してもらいたい。
少し巻き戻すと【人が喜ぶこと】を起こすのは、どのようにその人を観察したり洞察しているかによって行動や言動も変わる。それによって、各々で熱量と期待度も異なります。
ただ、これをフラットに理解し合うには「欲を持ちすぎないこと(相手からの見返りを求めないこと)」をお互いに持ち合わすことだと思います。
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