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若手指揮者インタビュー!中城良 2/3プライベート編

2021年7月5日(月)に開催される「若手指揮者と特別編成オーケストラによるトライアウト・コンサート2021」には4名の若手指揮者が出演します。
公演を控えた6月下旬、オンラインインタビューを実施!プロフィール文だけではわからない。それぞれの素顔を探るべく、制作担当がインタビューを行いました。

第2弾は、中城 良(なかじょう・りょう)。
《twitter:https://twitter.com/nakajo02021995
1995年生まれ、今回の最若手!
彼は今回の公演でベートーヴェン:交響曲第5番「運命」を指揮します。

前回の記事「指揮と私編」はこちら(https://note.com/tryout_concert/n/n0e07496df015

愛読書は村上春樹、三島由紀夫、トルストイ

—中城さん、趣味はなにかありますか?
まず一つ目は、読書です。読書を始めたきっかけも、実は音楽です。
元々活字が苦手で・・・「何か読みなさい」といわれたときに、オペラの原作とかだったら興味を持てるかな、と思って手に取りました。まずは日本人作曲家の松村禎三のオペラ作品「沈黙」の遠藤周作による原作を。学校がミッション系だったのもあって題材も共通するものがあったので、じゃあこれで、という感じで選びました。それから、村上春樹さんや、海外の小説も読むようになりました。
お勧めの本は三島由紀夫や、トルストイの「戦争と平和」ですね。

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2つ目は、乗馬です。割と最近の趣味なのですが・・・
お世話になっているオーケストラの方が、「あなた、ちゃんと遊んでるの?」と心配してくださって。
基本インドアなので・・・といったら、「馬に乗りに行きましょう。」と誘っていただいたのが最初です。
最近、月1くらいで乗りに行ってます。

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ワーグナーを振る指揮者になりたい

—クラシックに限らず好きな曲を教えてください。
プロフィールに書いてしまうくらい大好きなんですが、リヒャルト・ワーグナーの音楽が大好きです。
もちろん全部好きなのですが、その中でも一番やりたいのは「ニーベルングの指環」です。それも本場のバイロイト音楽祭で!

—一大プロジェクトですね!きっかけは?
実家にあったCDを聞いていて、です。もともと作曲をやっていたので曲の作り方や、出てこない登場人物を音楽のモチーフを用いて示唆すること、オーケストレーションや台本のすばらしさに圧倒されてしまいました。
実は、この本棚にあるスコア、全部ワーグナーなんです。

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中城さんのお話しから、あふれるワーグナー愛が伝わってきました!


次回は、今回の公演への意気込みを伺います。

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