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いつのまにか【土鍋ごはん】が日常になっていました

我が家のご飯は、ここ10年くらいは、
ずっと「土鍋」で炊くことが日常となっています。
私たち夫婦が結婚する前は、私は炊飯器を使っていましたし、
結婚後は圧力なべで炊飯していた時期もありました。
それでも、子供ができて
土鍋以外で炊飯することがほとんど無くなりました。
もちろん、土鍋で炊いたご飯は美味しいです。
しかし、改めて
どうして土鍋ごはんなのか考えてみました。

実は土鍋ごはんはとってもお手軽。

初めはめんどくさいと感じていました。
特に、火加減に慣れていない頃は失敗もしました。
しかし、以外と使っているうちに
コツをつかんできて、上手く炊ける回数が増えてきました。
ガスコンロのタイマー機能などを使い、
なるべく毎回同じ分量と同じ調理時間で炊飯できると、
全然めんどくさいがなくなりました
今では、私も妻も食事支度のルーティンとして
土鍋セッティングから炊飯、食後の片付けまでが
日常の家事として定着しています。

土鍋ごはんのおかげで段取りが良くなった

手軽に感じるようになったとはいえ、
便利な全自動炊飯器とは違い、
朝起きたらちょうど炊きあがっていることはありません。
少なくとも、自分でガスコンロのスイッチをひねって点火し、
途中で強火から弱火に調整して、
最後は確実に消火しなければ、焦がします。
なので、自然とその流れに合わせて
他の家事やその他の用事を段取りよく実行できるようになりました。
夜、就寝前には必ず土鍋に米をセットするところまでは行い、
朝起きたら一番に点火できるようになりました。
ボーと朝と迎えると、家族のご飯が食べられないという、
悲劇は避けなければならないのです。

なんといってもご飯の匂いを楽しめる!

土鍋ごはんの最大の魅力は、何と言っても
おこげ」ではないでしょうか。
家の子供達は、こぞっておこげを取り合います。
少し火加減が甘かった時などは、
おこげが出来ないと子供達からブーイングです。
炊飯している際に、土鍋から漏れる蒸気が
そろそろご飯時間を教えてくれます。
それだけで、食欲が増進されます。
子どもたちの目の色が鋭くなってきて、
「ごはんまだ?」コールが連呼されます。

そろそろ年季の入ってきた土鍋だが

毎日私たち家族の為にがんばってくれている土鍋ですが
不運にもあちこちが欠けてしまいました。
それでも愛着のある鍋なので
もっともっと大切に使い続けていきたいですね。

ご飯を炊くという作業は
ずっとずっと昔から続けられてきたはずです。
だから私たちの命が現在まで繋がれてきていると思うと
ご飯を炊くということが
とても有りがたい仕事に思えてきます。

そして、子供達が大きくなっても
小さいころに家族で土鍋の中をつついていたことを
覚えていてくれたら嬉しいですね。

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