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リゾートバイトの荷物

現在は京都に居を構え、家賃の安い木造アパートで生活をしている。
そんな私も2023年8月末までリゾートバイトをしていた。

リゾートバイトを卒業し、恐らく今後はもうすることはないと思うので、最後に記録としてリゾバのあれこれを記しておく。

リゾートバイトとは、という話と私が実際に働いた現場のことは以前記事を書いた。今回は荷物編である。

前回(私にとっては最後のリゾバ)の派遣先に行ったときの荷物はこれだ。

使用しているスーツケースは以前紹介したLOJELのCuboシリーズで、70L(拡張77L)サイズ。

スーツケースにプラスしてサブバッグとバックパック。

中身は以下の通り。

細かく解説しないと伝わらないな、と思うが、なんとなく雰囲気で察してほしい(画像処理が面倒だなんてそんなことは…)。

ちなみに部屋の設備は風呂トイレのみ。キッチンなし(従業員食堂で2食無料)だったので調理器具などはないが最低限(ステンレスマグと箸とスプーン)は常備していた。

見ていただいて分かるかと思うが、私は本を持ち歩く人間で、「日本の装飾解剖図鑑」のほかにも文庫本4冊程度がこの荷物の中に隠れている。それから御朱印帳も。
趣味のカメラの一眼レフとノートパソコンもあってトータルの重量はなかなかのものだ。

パソコンで頻繁に文字を書かなければ、タブレット+折り畳みキーボードでも事足りるよなぁといつも考えていた。
とはいえ趣味で小説を書くのできちんとした(最低限の)キーボードは必要なのである。

一応持ち物リストは以下に。

服(トップス3、ボトムス3、下着5セット)+ルームウェア
靴(仕事用1、スニーカー1、サンダル2)
洗濯用品(ハンガー10、ピンチハンガー、ジェルボール洗剤、洗濯ネット3)
衛生用品(洗顔、クレンジング、シャンプー、トリートメント、牛乳石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉、カミソリ、タオル、ティッシュ等)
ケア用品(マッサージオイル、ボディローション、化粧水、乳液等)
化粧品一式(小倉地図の巾着袋内)
ドライヤー、ヘアアイロン
バッグ(ボディバッグ1、トートバッグ1、バックパック1、エコバッグ1)
延長コード
ファブリーズ
変換プラグとパスポート(いつでも国外逃亡できるように)

ホテル業はほとんどが立ち仕事なので、足のケア用品(マッサージオイルや足裏に貼る冷感シートなど)があると心強い。

リゾバにおいては週5で制服を着るので、私服は3セットもあれば十分事足りる。一番減らせる部分は服だと思っているので、荷物を減らしたい人は服の数を見直すといいだろう。

服や靴、衛生用品(シャンプーやタオル)などの生活必需品のほかに持って行っておくと良いものとしては、延長コードリセッシュだ。
延長コードは、部屋によってはコンセントの位置が微妙だったり数が少なかったりするのでお守りとして一つ持っておくのがいい。
リセッシュに関しては、布団カバー、カーテンなど大物の布もので洗いたくても洗えない時に便利。気休め程度だが除菌効果のあるものだと虫よけ(ノミダニ対策)にもなる気がするので私はいつも持って行っていた。


入寮直後

入寮直後に荷物を全部ぶちまけるスタイル。
ここから必要なもの、使用頻度の高いものを出し、使用頻度の低そうなものはスーツケースに戻してクローゼットなどにしまっておく。
そうしておくと自分にとっての必要最低限が分かるので、自然とマニマル思考になったりする。いわゆる、「足るを知る」というやつだ。

リゾバでは最低限の食と住が確保されているので、あとは本当に自分にとって必要なものが何なのかを見極めることになる。
ある意味、リゾートバイトは自分自身と向き合える時間だったなと思う。

制限された環境を経験すると、足るを知ることができるし、なにより元の生活に戻ったときにどれだけ贅沢な暮らしをしていたのかが分かる。
20代のうちにこの経験ができたことは良かったな、とつくづく思う。

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