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Bリーグ2023-24 第3節 GMAE1【vsFE名古屋】(10/21)


最初に

この試合は両チームともに3P確率が非常に悪かった。そのため、近代バスケとして取り扱えない部分が多く、いつも以上にふわっとした記事になることをご了承いただきたい。

PICKUP PLAYER

サイズの帰還

インサイドのコアが戻って来た。まずはコンディション不良が大事でないことに一安心。Bリーグでの経験値が低いグダイティスは、現状では日本バスケに対応できていないので、状況判断の正確性に長けるサイズの出場はA東京のチーム強度に直結する。(特にDF判断)
今日もセカンドユニットで出てきた際の、小酒部との機動力を有したOFが破壊力で抜群あった。また、2FGが2/7(71%)、フリースローが3/3(100%)と高い確率を披露。FE名古屋とのインサイド勝負を制した。

ロシターに感謝

2FG:6/8(75%)
FT:3/3(100%)
リバウンド:16
アシスト:4

今日はロシターがいなかったら負けていた。試合後半でFE名古屋のゾーンDFに対して、自身が試合をコントロールし、A東京の3Pが全く伸びない時間帯に点差を保った功績は大きい。今日は30分以上出場したので、疲労も考慮して明日はG陣が彼を助けられるように3Pを決めて欲しい。

OFに関して

①3P確率が悪い

5/28(17.9%)は要修正。特に、4Qの2/12(16.7%)はFE名古屋がゾーンDFを展開し、フリーを作れているのに低確率すぎる。自滅はアカン。いつも通りなら85点程度は取っていても不思議ではない試合だった。

②フリースローも確率が悪い

チームFT:11/17(64.7%)
メインデル:3/6
グダイティス:2/5
OFの能力が高い二人には今後も頼るし、ファウルゲームを勝ち切るには確率を高めなければならない。CSでは特に重要視される箇所なので、A東京でFT確率が伸びたロシター教官の指導を仰ごう。

③OF展開

(4Qの3P連続外しを除く)上記した2つは不満箇所だが、個人的には自分たちで意図的に行えたOF展開には好意的だったりする。これまでは狭い範囲で行っていたP&Rが、ハーフコートを広く使って行っていたし、相手のDFも分断出来ていた。
ただ、メインデルがボールマンになる回数が少なく、その広さを活かし切れない時間があったので勿体ない感覚もあった。――が、それでも個々の能力が高いA東京が狙って良いOF展開だったと思う。( +α )OFリバウンドが通常より低かったので、そこが伸びれば今日は楽だった。

DFに関して

58失点に対して、ただのバスケオタクが不満を垂れる部分など無い。
ただ、第2節【 宇都宮 GAME2】の感想でも述べたように、グダイティスのチーム連動がハマるまでは安易な失点が増える。今は耐える期間だ。

FE名古屋に関して

ショーン・オマラのOFは強力だった。ここにエヴァンス・ルークが加わればA東京や宇都宮にも引けを取らないDF重視の効率バスケチームになる。
しかし、彼が戻って来るまでの期間を耐えられるのか、彼が戻ってきてチームが完成するまでどのくらい時間を要するのか。重要選手が抜けたあたり、ここの対処は難しい。
逆にここが上手く行けば、中地区上位も視野に入ると感じた。

総括

A東京のOFはP&Rに新しさが見えたが、まだ未完成。インサイドが奮起したが、G陣のシュート確率が酷かった。DFはチームでの連携がハマるの待ち。
FE名古屋もG陣の3P確率が悪く、エヴァンス・ルーク欠場で高さのミスマッチをカバー出来ず。ショーン・オマラの奮起があったが、単独では追い縋れなかった。
両者ともにリズムが作れず、インサイド選手が相手のスキを狙い続ける。Bリーグでは近年まれにみる『重い試合』であった。

その他

・アドマイティスHCは橋本さんに何させたいのだろう。個人的にはタナカーク(動詞)を狙うなら、ハンドラーは安藤・小酒部で良い。
橋本さんとインサイド選手が同時にゴール下へ向かい、レイアップを狙ったパスを出すのだが、ここ5試合は橋本さんのパス精度が良くない。それならタナカ―クは他に任せて、3Pプレイヤ―の福澤を出さない分、橋本さんが3P特化を狙っても良いのでは?

・数年ぶりにBリーグを観戦しているのだが、審判によってジャッジに差がありすぎるのではと感じている。以前観戦していた時はBリーグ自体が発展中の段階であったので、審判も成長中という気持ちがあったのだが……。


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