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『結婚と年齢』をどう考えるか(女性向け)

年齢にとらわれがちなのはどちらかと言えば女性に多く見受けられるので、今回の記事は女性に向けて書かせていただきます。

結婚と年齢、切っても切れない関係ですよね。
「○歳までには結婚したい」と一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

18歳以上であればいつでも結婚はできるので、本来何歳で結婚してもいいのですが、どうしても出産リミットが気になったり、30代や40代の大台に乗る前に!と思ってしまいますよね。

絶対に子どもがほしいですか?

何がなんでも子どもがほしい、という方は、結婚は早いに越したことはないと思います。
しかしこちらも、【結婚するには、「結婚したい」という気持ちが必要】で書いた“結婚”を“出産”に置き換えて、一度じっくり「自分は本当に子供を産みたいのか?」を考えてみてほしいと思います。
究極な話で言えば、やっと心から愛し愛される人と出会えたけれど、いざ結婚という時になってお相手の不妊体質が発覚した場合、別れる、という選択をするなら、「本当に子どもがほしい」ということになります。

最近はDINKsを選択する方も多いですし、結婚と同じく、子どもがいなくても幸せ、という価値観は当たり前になってきました。
自分と向き合って考えてみて、それでも「絶対に子どもを生みたい」と思った方は今すぐに、本気で婚活を始めるべきです。

ただ、“今”と一言で言っても、20代の方もいれば40代の方もいるかと思います。
一般に、35歳が出産のリミットというイメージがあり、私のまわりにも実際、35歳を過ぎたあたりで「子どもはあきらめた」と口にする友人がいました。
しかし、現代では45歳が一般的な目安と言われているようです。
もちろん、若いほど危険も少なく、出産後の子育ても楽なのかもしれませんが、子どもがほしい人が「35歳を過ぎているから」という理由で結婚をあきらめるのは、もったいないと思います。若いからと言って子どもを100%生めるわけではないのと同様に、40代だからと言って絶対に無理なわけではない。
年齢がいくつであってもゼロかイチには変わりなく、大事なのは“子どもがほしいと思ったらすぐに動くこと”だと思います。
動くというのは、ブライダルチェックをすること、また“この人かも”という人に出会えたらすぐに「私は子どもがほしいと思っている」と伝えること。“子を持つ”ということに関してはしっかりお互いの気持ちを擦り合わせておくことが大切です。

子どもがほしい人は、“年齢”を気にすべき、というよりは、“何よりも今すぐ行動”すること。
『今が人生で一番若い』と言いますが、とにかく悔いのないように一分一秒でも早く動くことをおすすめします。

子どもはどちらでもいい、という人

子どもを持つことにこだわっていない人は、正直言って何歳で結婚してもいいと思っています。50代、60代で「やっぱり結婚したい」と思うことも往々にあるわけで、心から、自分が結婚したい、と思ったそのときが結婚のタイミングです。

私は晩婚と言われる歳で結婚しましたが、30代の間にあちこち顔を出してフットワーク軽く動き回っていたので、もし結婚していたら確実に出会えていなかっただろうな、という素晴らしい人たちに出会え、今となっては本当によかった、と思っています。
もちろん晩婚が良いわけではなく、早く結婚して様々な経験を若いうちに積んでおくことも、人生にとって大切なことです。

私なりにメリット・デメリットを考えてみると、
●若いときに結婚する
《メリット》
・大切な人と過ごす時間がそれだけ長くなる
・妊娠、出産に関するメリットが大きい
・もし失敗しても、リスタートしやすい

《デメリット》
・独身でできることが減るので、その分の経験値は少なくなる※1

●晩婚
《メリット》
・自分がやりたいことをとことんやれる
・たくさんの人を見る時間があるので、きちんと結婚相手を精査できる
・ある程度経済が安定した状態で結婚できる

《デメリット》
・妊娠、出産への不安
・病気や親の介護などの問題にすぐに直面しやすい

*

※1
私は晩婚なので、早く結婚した場合のメリットデメリットについてはまわりを参考にさせてもらいました。
このデメリットに関する具体例としては、高校を卒業後入社してすぐに職場結婚したという方がいて、子供のことしか話さないので会話が苦痛だったことがあったんです。お子さんはすでに高校生くらいでしたが、学生時代からほとんど社会人経験をすることなく主婦になり、趣味も特にない(子育てが趣味)方だったので9割が子どもの話。何を話しても「うちの子は…」となるのでストレスになるほどでした。しかし今考えれば、彼女が人生で経験しているのは大半が子育て。そうなるのは仕方ないのですが、いろいろ好きに生きてきた私としては、あまりにも早く結婚すると見れない世界もたくさんあるんだろうなと思ったのでした。
若くして結婚、出産すれば子どもが巣立ったあと自由になれる、というメリットもありますが、ちなみにその女性はお子さんも結婚が早かったので今や40代でおばあちゃんになり、今度は孫の話ばかりしています…。
それはそれで、もちろん幸せな人生です。

要は、悔いなく生きること。何をやっておきたいのか。どう生きれば、自分は幸せになれるのか。
やはり大事なのは、しっかり自分と向き合うことなのだと思います。

結婚と年齢、私はこう考える

子どもがほしい方は心から結婚したいと思ったそのタイミングですぐに婚活を始める。
どちらでもいい方は自分がやりたいことを悔いなくやってから、婚活する。

・・・ですが、一つ大事なこと。
それはやはり、いい人は若いうちに結婚していることが多い、ということです。
何歳で結婚してもいいけれど、より若い方が選ぶ相手の母体数が大きい、というのは紛れもない事実です。
私の夫は同年代バツ無しでしたが、本当に毎日前世に感謝しているほど何でもやってくれるので、いい人がまったくいない、ということはないですが、本気の婚活スタートが遅ければ遅いほど苦戦する、というのは間違いないかと思います。

私は先述した通り独身を謳歌してそれなりに楽しかったのですが、やはり大台に乗る前に結婚しなくちゃ!とやっと本気になって恋活を婚活に切り替えた、という経緯があります。
とらわれすぎる必要はないけれど、本気になるキッカケとして、年齢を一つの指標にすることは必要かもしれません。

私の友人も、それまでは一切異性の影はなかったのに、「30代のうちに結婚する」と宣言して、その後マッチングアプリで出会って半年という短期間で入籍して、今とても幸せそうです。

一方で、他にも29歳や39歳で、彼氏の気配もなかったのにあっという間に結婚を決めた人が何人かいますが、年齢にとらわれすぎてとにかく結婚にこだわって強引に結婚した人は、残念ながらその後あまり幸せにはなっていません。
前述の私の友人は「結婚できなかったら自分がやってるお店に住める部屋つくって、ペット買って一緒に生きてくわ」と言っていたので、年齢を起爆剤にはしたものの、“何がなんでも!!”という気迫はそこまでなかったように思います。
やはり、きちんと自分の幸せとは何か?と向き合った上で婚活に臨むことが、何よりも大事なのだと友人を見ていても感じました。

結婚と年齢の関係については、1歳や2歳、39歳が40歳になったところで何も変わらないのですが、『自分の幸せとは何か?』をじっくり考えるキッカケは、年齢が軸になるのではないかと思います。その年齢での最大の幸せ、そして5年後、10年後を想像してみて、自分がどうなれば本当に幸せなのか、考えてみてはいかがでしょうか。

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