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純正律の響きを体感したツキイチアンサンブル(2月レポート)


2月5日(日)に7回目のツキイチアンサンブルを開催しました!

先月に続いて今回のテーマも「ハーモニー」。前回は長三和音(メジャーコード)とか短三和音(マイナーコード)とか、和音にはいろいろな種類がありますよー、といったお話しでしたが、今回はそうした和音がどうやったらキレイな響きになるのかという、いわゆる「純正律の響き」についてお話しし、チャレンジしてみました。

ツキイチアンサンブルは講習会的要素を含めているので、もしかすると人によってはまだその話、自分にとっては早いんじゃない?と感じる内容だったりもするわけですが、毎回のテーマは別に「純正律を完璧にできるようにすっぞゴルア」みたいなことではなく、美しい響きにはちゃんと理由があるのだと知ってもらい、今後、何らかのタイミングで「それ知ってる!」と思ってもらえれば十分だったりもします(人それぞれでOKなんです)。

美しい響きを知っていればそれを出したくなるし、良い響きを求めていけばピッチも音質にもこだわりが生まれてくるかもしれないし、「知る」ことだけでも成長するきっかけになるのです。

そんな感じで、今回は理論のお話しをして、参加された方(今回は4名でした)みんなで「キレイに合いました!」「今は微妙ですねー」なんて言いながら実際に音を出し、その後にバッハのトランペット4重奏編曲のコラール集でポイントになる部分の響きをできるだけ美しくするようにチャレンジし、最後はハーモニーを楽しみながら「トランペット吹きの休日」の前半部分にチャレンジしてみました。

最終的にはダブルタンギングってどうやるのか、という違う講習会になっていましたが、「トランペット吹きの休日が」結構速いテンポで演奏でき、楽しい時間になりました。ありがとうございました。

ツキイチアンサンブルはこのように毎月テーマを変えて開催しております。単発参加ができますので、機会がありましたらぜひ一度ご参加ください!

[今後のツキイチアンサンブル]
3月12日(日)14:00(テーマ:セッティングルーティン)
4月8日(土)14:00(テーマ:ダイナミクス(強弱記号))
です。お申し込みはBASEにて承っております!

荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。