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「残りの人生で、心から成し遂げたいことは何だろうか?」 #007

「人生の本領は未来に在り」
「昨日までは、人生の序幕で、今日以降がその本舞台だ」(「人生の本舞台」 尾崎行雄著)

 今日は、49歳の誕生日。父母は勿論、家族、友人、仕事や社会活動のパートナー、今まで関わった方々、そしてこの社会に、心から感謝したい。そう思える歳に自分もなった。

「この本と出会って、一気に若返った」。今年、同い年の親友から紹介された一冊を思い出した。
 それは、憲政の神様、尾崎行雄氏のもの。「有形な資産は、老年に及んで、喪失することもあるが、無形の資産たる経験知識は、年とともに増すばかりで、死ぬ前が、最も豊富な時である。故に最後まで、利用の道を考えねばならぬ」。74歳で病に伏せた時の「啓示」を聴き、94歳で亡くなるまでこの考えで生き抜いたのだという。凄いの一言だ。

 48歳まで26年間、単純に年間2,000時間働いたとすると52,000時間。今日から74歳まで同じ時間がある。現代は人生100年時代。そう考えると、今日は約1/3の地点。まだまだ「僕達はこれから」だと親友はいう。
・23-48歳:2,000時間×26年=52,000時間
・49-74歳:2,000時間×26年=52,000時間
・75-100歳:2,000時間×26年=52,000時間

 VUCAの時代。「遠くをみる」「本質をみる」ことの大切さを教えてくれる一冊。簡単に読めるが実行はかなり大変。じっくりチャレンジしくとしよう。

(更新:2023.11.19)
(更新:2024.5.12)


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