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お寿司を薬膳的にみてみると

先日朝起きたら、無性にお魚が食べたい衝動が!
で、何を食べたいかな~と思ったら、
煮魚はちょっと苦手でして、焼き魚で美味しそうなものが
思い浮かばなかったので、お寿司を!と。

海の物も山の物も恵まれた日本。
美味しい生ネタのお寿司が近くで食べられるということで
こちらをいただきました♪

じじや寿司10貫

じじやさんの寿司10貫セット(あさり汁付)、
美味しくいただきました~

ということで?
薬膳的にお寿司ってどういう働きがあるの?というところを見てみたいと思います。

シャリには平性(体を温めたり冷やしたりしない)のお米と
体を温めてくれる温性の性質を持つ酢の組み合わせ。
食材の働きをみると、気を補うお米と疲労回復を助けるお酢で、
疲れて食欲がないなんて時には、オススメしたいところ。

ネタの魚介類たちは
生で食べると体を冷やすものが多いので、
冷え性の方は食べ過ぎ注意!です。

が!
あなごとかアジ、えび、さけ、ぶり、まぐろなどは体を温めてくれますし、
たいも微温(少し体を温める働きをもつ)の食材です。

昔の人ってこの働きを知っていたようで、
体を冷やす働きを持つものには、生姜やしそ、ネギ、などが
セットで出てくることが多いですね。

そしてお寿司は醤油でいただくことがほとんどだと思いますが、
醤油は体を冷やす働きがあるので、
つけすぎ注意。塩分も気になるところですしね。

でも、その分生姜の甘酢漬けもいただいて、、、と
なんだかんだで、バランスが取れている感じがしませんか?

もちろん栄養素的に見ると
シャリの炭水化物に比べると、タンパク質が足りない、とされるので
追加で卵とか茶碗蒸しとか頼むのもいいかもですね。

中国圏の友人は、日本で生の魚が出ても
手をつけませんが(体を冷やすから、だそうです)
日本の伝統食でもあるので、
(昨今の環境問題、マイクロプラスチック、などは気になるところですが)
時には美味しくいただくのもいいですよね。

冬は魚に脂がのって美味しい時期。
魚の脂は老化防止にも役立ちますので、
バランス良く取り入れたいところですね☆

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