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歴史を変える「ビジネスコミック」に出会った!

私は、2018年に樺沢先生の著書『学びを結果に変える アウトプット大全』を購入し、読了しました。

本の内容はそれまで読んできたどの本よりも理解しやすく、TODOに特化した内容でした。しかし、当時の私にはどれもハードルが高く、どれからどのように実践していったらいいのか、わかりませんでした。

シリーズ累計90万部を突破した『アウトプット大全』ですが、本の内容を理解して、きちんとアウトプットしている人は1%いや、0.1%にも満たないでしょう。
逆を言うと、本を読んでもアウトプットしない(正確に言うとできない)人が99.9%以上いるということです。

『アウトプット大全』と同じ出版社であるサンクチュアリ出版からビジネスコミックとして、『もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら』が出版されました。
当書は、ビジネス書を普段読まない人のために制作・出版されたという背景がありますが、それだけではないと私は考えます。

アウトプット大全を読んだ2018年当時の私のように、本を読んでもアウトプットできない人のためにも活用できるのではないでしょうか。

マンガであれば、物語があります。
物語に沿って内容が展開されるので、覚えやすく、忘れにくい「エピソード記憶」として定着します。
(※エピソード記憶については、『アウトプット大全』P.92~93参照)
また、登場するマンガのキャラクターに読者は共感をするでしょう。
共感できれば、キャラクターをモデリングして、行動につなげやすくなります。

最近の樺沢先生の著書やYouTubeは「目標のハードルを低く設定する」ことに力を入れられていると感じます。
そして、今回のビジネスコミック化も「ハードルを低くする」という活動の一環なのかなと感じました。
これらは、樺沢先生の「日本人の自殺やうつ病を減らしたい」というビジョンを実現するための必須事項であるといえます。
本を読んで、少しでもアウトプットできる人が増えれば、自己洞察もできるようになり、病気になったり、自殺する人も減るからです。

当書は間違いなくビジネスコミックの歴史を変える1冊になるでしょう。
ビジネスコミックをきっかけに『アウトプット大全』や『インプット大全』が読まれ、読書感想をブログやSNSに書いてくれる人がひとりでも増えることを願っています。

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