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読んだ本の感想

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私が読んだ本の感想をまとめています。 選書の参考にどうぞ。
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#読書

読書の力で人生は劇的に変わる!『読書脳』(樺沢紫苑著)読書感想文

「読書をしても他人に内容を説明できなければ 読んでいないのと同じである」 ーこの言葉に触れたとき、まるで全身に稲妻が走るかの衝撃を覚えました。 上の一文は3年前樺沢紫苑先生の『読んだら忘れない読書術』の重要な部分です。そして先日、新版が『読書脳』という名で再登場。改めて、人生を豊かにする「読書の力」を感じています。 人は誰しも「欲望」で動いています。 「頭のいい人に見られたい」 「自分のための時間が欲しい」 「優秀で仕事がデキる人になりたい」 「健康で長生きしたい、ス

「ワークライフバランス」のカギはフィンランドにあり~『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』(堀内都喜子 著)~

幸福度4連続世界1位の国、フィンランド。この国は仕事も家族も自分の時間も大切にする国である。 日本との共通点も多く、「独自の言語」「敗戦国」「復興五輪の開催」「経済の低迷」などもあった。 一人当たりのGDPは世界16位、インフラや教育が高く評価され、ヨーロッパのシリコンバレーと呼ばれるほど各企業の科学的進歩が目ざましく、良い国ランキングでも1位を取得している。 そんなフィンランドも100年前まではスウェーデンとロシアに支配され、ヨーロッパの中でもかなり貧しい国であったとい

「お客様は神様ではない」

ビジネスをしていくうえで、商品やサービスを提供する側(サプライヤー)と商品やサービスを受け、金銭を支払う側(クライアント)の関係があり、なぜか日本では金銭を支払うクライアントのほうが立場が上になる風潮があります。 日本の「おもてなし」の文化は素晴らしいと思うのですが、「おもてなし」をしすぎることにより、横柄なクライアントが生まれてしまっているのも事実です。 しかも、日本のサービスはほとんど無料!チップの文化もないのです。 日本の素晴らしいサービスにチップを払おうとした旅行

『1%の本質を最速でつかむ理解力』(山口 拓朗 著)~理解力こそ仕事力へのファーストステップ~

理解力。それは、情報を取得し吸収する上で欠かせない能力です。 いくら情報をインプットしてもその本質を理解していなければ、自分の役にも立たないし、他人に説明することもできません。 学校の通知表などでも理解力という項目は各教科にあり、 物事を学んでいく上で必須な能力だといえるでしょう。 理解力を学ぶ学校でも必須な「理解力」。それを網羅的に学べる本があります。 『1%の本質を最速でつかむ理解力』(山口拓朗 著)です。 今回は当書で学んだ内容をシェアしていきます。 当書を読

ノート活用でゆとりある生活を〜『仕事と勉強にすぐ役立つ ノート術大全』安田 修〜

今回おすすめする本はこれ! 『仕事と勉強にすぐ役立つ ノート術大全』安田 修 日本実業出版 ノートの書き方、メモやアウトプットに関する本って世の中にあふれていて 「結局、何を読んで何を実践すればいいの〜😱」ってなりませんか? そのお悩みを1冊でスパッと解決してくれるのが、本書です。 自分的に刺さったところ・仕事、勉強、目標達成の3つにフォーカスしている ・サラリーマンだけでなく、主婦や学生などにも適用できるTODOが盛りだくさん ・著者の考えやこだわりが一貫して