重い気持ち 重い愛

タイトルは小沢健二さんの強い気持ち強い愛より。湿度がキツすぎて、メンタル迷子になってしまっている方がわりと多い気がしますが、私もまたその一人。

本能ぶっ壊れた動物とはいえ、人間も動物なので気候の変化には敏感になるわけです。天変地異の前に動物はいち早く反応するというしね。

さて、世間では広末涼子さんの不貞についてさんざ騒いでいるようです。ダウンタウンの浜ちゃんの時やら、ジャニーズのこれまでに比べたらずいぶんと騒いでいる感じがあり、そのことに一部のフェミニストが女性差別だと噴き上がっているのが不快だけど、その傾向はあるのかも。

ベッキーの時も、彼女だけ復帰するのに時間掛かった気するもんな。彼女の場合は事務所が爽やかキャラとか、清純派の元気っ子みたいな売り出し方をしていて、そのことで生まれていた潜在的なアンチが、足を踏み外しやがったと集中攻撃したこともあるとは思うけど。

先日書いた、人の不幸は蜜の味に対しての考えでも述べたけど、のぞきみちゃんマインドやら野次馬根性ってのは、多かれ少なかれ人は持っていると思うのだけれど、倫理がぶっ壊れた時代に、いつまで他人の不倫をエンターテイメント化して弄ぶんだろうなぁ。

各家庭の内情なんて外からはわからないのに、恋愛をぶっ叩く。不倫で一番責める権利があるのは近親者であり子供であり、仕事に関してはイメージを損なわせた関係各所やら取引先だけで、マスメディアが偉そうに断罪する資格なんてないだろうになぁ。

人を好きになるのは、綺麗事だけでは済まなく、そもそも恋愛なんて狂気で凶器だろと思う。正気でなんていらんないぜってなもんでしょう。感情が重力を増せば、世間様からの磁場は狂ってしまうわけで、互いの背負った重力よりも、さらに重いものを持つことになる。

それを日常から解き放たれて、背中が軽くなったなんて錯覚してしまうのも麻痺であり、狂いなんでしょうなぁ。

ともあれ、役者としての才覚に溢れた方だと思うので、安易なれども悪女役や狂気に満ちた役を広末さんには演じて欲しいと思います。

一番麻痺してるのは、他罰的なメディアを良しとしている我々かもしれないけど。見えない荷物を知らないうちに持たされているのかもね。

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