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鬼を笑わせてふくらます。

もはや、スーパーでは新年を超えて、おせちどころか恵方巻きの予約をつのっていたのだが、来年のことを話すと鬼が笑うというけれど2月のことなら呵呵大笑という塩梅になるのではないか?。

そろそろ雪が降るようで、気温もだいぶ低下してきた。近年ではパック詰のものが増えたが、実家のある田舎では餅をつくシーズンが近づいている。

さすがに杵と臼ではないけれど、それでも餅つきというのは、なかなかに心躍る行事ではあるのだ。地方都市に暮らしていても、正月には餅の食べ方だけで1週間は潰せるバリエーションがある。

姉の嫁ぎ先から父がお裾分けされ、それが私に横流しされてくるのだが、膨らむ腹のトリクルダウンというか、少しずつ分配される制度の安定感よ。経済もそうであれば良いのだが、そううまくはいかないみたいだ。

年末が近くなると、クリスマスだの年越しだのと賑やかになるけれど、個人的には餅の季節がやってきたなというのが実感としてある。

それとて来年の話には違いないのだから、しつけーよと鬼が頬をふくらまして可愛らしく怒るのかもしれない。ツンデレ鬼。怖いのか、可愛いのか。

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