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ルーチンを作ろう!~製造業男子のひとりごと~

 みなさま、こんばんは。
 Jリーグも無いし、海外サッカーは見ていますがレビュー書こうかな?どうかな?なフワフワした状態なので、1時間の取って出しチャレンジです。

 ちょっと前に、「マニュアルって、本当に悪なの?」って記事を書きましたが、そこで「マニュアルはプロセスを短縮するツールである」という風に書きました。

 ちょっと、最近の課題感としてこのプロセスを短縮する、っていうメリットをもっと煮詰めていきたいと考えているんですね。

 我が社の営業の人員は、ありがたい事に定着率が非常に高く、勤続年数が30年を超える社員の割合がとても多いのですが、弊害もあり。
 勤続年数が長い分、取引先との信頼関係もそれぞれの営業の成果のお陰もあって年数に応じて着実に積み上げられることが出来ているのですが、その反面「新人を教育する」というプロセスにおいては各営業が新人だった時代の考え方からアップデートできていない、という弊害がここ数年、顕著になっています。

 自分自身の経験でもあるのですが、見て覚える、やりながら覚える(自分のメソッドとして)、という風潮が根強く、大まかには段階的に教育しようという体裁は持っているのですが、その多くは明確な基準もなく、感覚的に捉えられている様な状態で、どれくらいの達成率を満たせば次のステップに行けるのか、という基準が無いのです。

 これは、新人からの目線としては霧の中を進んでいる様なもので、とても心理的にストレスがかかります。もしくは穴を掘りながら宝探しをしている様な。

 そんな状態を避けるためには、ある程度の明確なサイクルが必要です。

 マニュアルの設定と作業内での達成率を設定する事によって、マニュアルが回転しだして、「ルーチン」になります。

 このルーチン化が果たされるのが早ければ早いほど、霧の中を進んでいるような感覚から解放される時間が短くなります。
 そして、そのルーチンの回転を上げる事によって、業務内の基礎力が向上して、総合的な地力に繋がっていくと僕は考えています。

 もちろん、マニュアルをルーチン化する為には、とにかく数をこなす事が一番の近道なんですが、それを意識しているかどうか、達成率を意識できるかどうかが、ルーチン化に対するストレスを軽減します。

 そして、そのルーチン化へのステップが早ければ早いほど、次のステップに進んだ時の回転数も変わってくると思うのです。
 その回転の速さは、自身が見ている景色の回転の速さでもありますので、日常業務で見える景色が変わって見えると思うのですよね。

 今後、我が社に入ってくる新入社員の多くが、その景色を体感できると良いな、と思っているのです。

 1時間を迎えてしまったので、この続きはまた今度にでも。

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