blenderバキバキ初心者の私が感じたこと
今回はblenderとの出会いを書いていこうと思う。
blenderを触ったことない人、存在を知ってる人、既に触っている人、いろんな人がいると思うが、全員が楽しめるよう内容を綴っていく。
しかし、ただのエンタメなので参考情報を探している方には申し訳ないが
マッチしない。
ただ、楽しめるように善処する。
blender、あなたはこの存在をご存じだろうか？
Twitterでも随分有名になってきた無料の３DCGソフトである。
アニメ業界にも徐々に進出しつつある素晴らしいソフト、blender。
あなたはこのソフトウェアを初めて起動したとき、どう思っただろうか。
私はこうだった。
カメラが！！！自由に！！！動かせない！！！
英語わからん！
日本語設定の項目を探すのに5分掛かる。
自由にカメラを動かせたとしても、お次は何をしたらいいのかわからない。上タブ、右タブに大量にある数値と横文字。
この時点で吐き気が出ててくる。
もういいかな…そんな気持ちが頭をよぎる。
とりあえず何か調べよう。
そうだ。チュートリアルを探そう。
youtubeの検索窓に「blender」と打ってみる。
そしたら検索トップにひげ面の外国人おじさんの顔の横には、
美味しそうなドーナツのサムネイルが。
どうやらこれはblender界隈で有名なチュートリアルらしい。
とりあえずこれが物凄く再生されてるなぁ、ぽちっ
英語。英語。英語。
私はあいにく日本語派なんだ。すまないな。
自動翻訳の字幕を日本語にして
絶え間なく連投される字幕に
目を皿にして眺めてみる。
サブディヴィジョン…なんて？
うわ。このシェーダー…エディター、ノードってなに？
そもそも、このメッシュとかいう粘土すら満足に変形したり動かせないのに
ノード？
ちょっとまって先生早すぎる。
再生速度を0.5倍に…
終わったころには疲れ果て、常時ベロを出しながらチュートリアル終了
結局、いやになって途中で見るのをやめてしまった。
とても用語の理解など叶わない。
完全ＫＯだった。
結局諦めきれず、別の日本人の方が出している動画を参考にしてみる。
初めからそうすればよかった。
当然だけど、驚くほどわかりやすかった。(当たり前だバカ)
必死に再生バーを何度も止めて、粘土をコネコネ。
チュートリアルが終了し制作物のコップを見てみる。
これを一から自分で作ったのか…しかも凄くリアル。
しんどくはあるが、それなりに満足感は確かにあった。この時点までは。
とにかくblenderという魔境に慣れるために、何個かチュートリアルをやる。
ある程度チュートリアルをやったし、完全なオリジナル作品を何か作ろう。
そうしてメッシュという粘土をコネコネしていたら
とんでもないことに気づいた。
全く何を作ればいいのかわからない…
そもそも論、自分は何のためにこのソフトを触ったのだろうか。
ゲームが好きだから、自分にも扱えるだろうという謎理論で最初はインストールした気がする。
コップを最初に作ったとき、
うわぁ、これ自分のYouTubeチャンネルで面白いこと出来んじゃね？とか
これで将来はクリエイター？フヘへ///もう歳だし(ヾﾉ･∀･`)ﾅｲﾅｲ
とか全くもって浅慮な気持ちになっていたのは覚えてる。
まだまだ学生気分が抜けていない自分に嫌になった。
作る目的も見失い、blenderをしばらく触らなかった。
そうして３年の月日が経った。
でもこうしてまた記事にして書いているということはそれなりに思うことはあったのだろう。
blenderという難解なソフトウェアにまた触り始めている自分がいる。
……………………………………………………
そうか。
きっと自分は何者かになりたかったんだ。
きっとゲーム業界で、好きな業界で、
もしかしたら才能が開花するかもしれない。
やってみないとわからないかもしれない。
そんな思いで始めた気がする。
高校生の頃、ゲームの専門学校に行きたいが親に反対され、それが叶わなかった過去がある。
勿論、親のせいではない。
私の覚悟が足りなかったのだ。
反対を押し切るほどの熱量がなかったので、結局諦めたのだ。
そんな過去を思い出した。
でも今こうしてblenderというものに出会って、CGに触れている。
それがどれだけ幸福なことなのか、実感していなかったのかもしれない。
へったくそなCGなのだが、勇気を出して踏み出せなかった過去の自分と比較してちゃんと前に進めている証明が出来た気がしてうれしかった。
今回はそんな私の自分語りでちょっぴり寂しくなる記事でした(*^-^*)
つたない文章ではございますが、読んで頂き大変ありがとうございます。
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