201705チョコ名刺版

Trooms 革のチョコレートのこと

ワッフルシリーズに続いて、革で美味しそうなモノを作りたいと思って考えたシリーズです。

2014年ころからスイート(茶)ビター(こげ茶)はレギュラーカラーとして作り続けています。
使っている牛革にたどり着くまで、いろいろな革を探して試しました。
アメリカンオイル、栃木レザー、e.t.c…
これだ!と思って使ってみると、裁断する場所によって艶感が落ちて、まずそうに見えてがっかりしたり、革を変えて試作してみると思ったような肌触りじゃなくて、しょんぼりしたり。

チョレートらしい色や艶、質感はとても重要で、革を探し回り、試作してイメージに合うものを見つけるまで、妥協はしたくありませんでした。
こだわりは美味しそうに見える艶感と触感。

なのでイメージ通りの革を見つけた時は小躍りしたのでした!

現在は牛革のキップ(生後6ヶ月〜2年までの原皮を使った革)のスムースに落ち着ついています。

そして続いて、ミントチョコやストロベリーチョコ。
作りたいと思って、革を探し回っても自分の頭の中にあるイメージ通りの色や質感の革を見つけられませんでした。

こうなったらオリジナルで作るしかないと決意。
探している時に、ひょんなきっかけでご縁ができた姫路のタンナーさんに相談、白鞣しで作った牛革を下地にイメージの色に染色してオリジナルレザーを製作してもらいました。

微妙なパステルカラーを染料で染色してもらっています。
天然素材ゆえに、全く同じ色が出来上がることはないのですが、その時々の美味しそうな色を革小物に仕立てていきます。


そういう経緯もあって『美味しそう』って言っていただけると本当に嬉しいのです。



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