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[え]の花

エケベリア・エレガンス
Echeveria elegans

ベンケイソウ科/エケベリア属/常緑多年草/多肉植物/開花7~ 8 月
メキシコを中心に約100 種類ほど自生している。メキシコの植物画家、エケベリアイさんの名前にちなむ。別名、七福神(しちふくじん)。
1月19日の誕生花 、花言葉:穏やか。

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えごのき
萵苣・轆轤木(ちしゃのき・ろくろぎ) Styrax japonica

エゴノキ科/エゴノキ属/落葉小高木/樹高10m /開花5 ~ 6 月、結実7 月
実の皮は有毒で魚をマヒさせるような毒があり、食べたときにのどを刺激してエグイ味がすることからこの名がついた。昔、この木の白い材は固く粘りがあるので、ロクロで細工し、おもちゃなどを作ったところから、轆轤木(ろくろぎ)とも言う。初夏の頃、桜に似た、白かピンク色の花をいっぱい咲かせる。

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えぞえんごさく
(蝦夷延胡索)  corydalis ambigua

ケシ科/キケマン属/多年草/草丈10 ~ 30cm /花期4 月~ 5 月
関東地方から九州の原野や林に生える。蝦夷(えぞ)に分布し、地中の塊茎が、漢方薬の「延胡索」に似ていることが名の由来。似た花にジロボウエンゴサク(二郎坊延胡索)、ムラサキケマン(紫紫華鬘)があるが、葉で見分けることが出来るケマンの葉は人参のような葉っぱで切れ込みが有り、エンゴサクは葉に切れ込みが無く丸みをおびている。ジロボウエンゴサクは、ケマンより葉の切れ込みが少ない。

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えぞふうろ
(蝦夷風露) Geranium yezoense

フウロソウ科/フウロソウ属/多年草/草丈30 ~ 80cm/開花7 ~ 9 月
北方領土を含む北海道から本州の東北地方北部にかけて分布し、海岸近くから山地にかけての草原に生える。日本固有種。また、滋賀・岐阜県境の伊吹山にも分布し、高山の草原に生えるが、分類上は、白山風露(ハクサンフウロ)や伊吹風露(イブキフウロ)の基本種とされている。フウロの仲間はたくさんの種類(ハクサンフウロ、イブキフウロ、アサマフウロウ、ハマフウロウなど)があり、特定が難し。写真は、エゾフウロウと思われる。

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えのころぐさ
(狗尾草) Setaria viridis

イネ科/エノコログサ属/一年草/草丈40 ~ 70cm /開花7 ~ 11月
ヨーロッパから東アジアにかけて分布。道端や空き地、畑などでよく見られる。名の由来は、花の穂を犬の尾にみたてたことによる。別名の猫じゃらしはこの穂でネコの視界で振ると、ネコがじゃれつき喜ぶことから。仲間にアキエノコログサ、ハマエノコログサ、ムラサキエノコログサ、キンエノコログサ、コツブキンエノコログサ、オオエノなど。
誕生花&花言葉:10月4日、遊び 愛嬌

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えんどう
(豌豆) Pisum sativum

マメ科/エンドウ属/一・二年草/草丈1〜2m /開花4 ~ 5 月
中央アジアから中近東地域が原産。ギリシャ時代に既に栽培されていた。古代エジプトのツタンカーメン王の墓の副葬品の中から発見された。豌豆には、さや豌豆と実豌豆がある。さや豌豆(絹さや)は赤花、白花があり、実はほとんど感じられないほど薄いものが上質のようだ。スナップ豌豆は、絹さやより実は大きくさやと実の両方を食べる。実豌豆うのうち、色が濃く未成熟の実をグリンピースと言い、実を食べる。ほかに、豌豆の若い茎葉を豆苗(とうみょう)と言い、炒め物やスープに使われる。
誕生花&花言葉:2月10日、未来の喜び。

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