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Blender2.8でモデリング

球をモデリングしよう

球、つまり、ボールみたいな物を作りたい。プリミティブな物体、つまり、立方体とか、球とか、簡単な物体は、最初から用意されていて、クリックだけで球は作れるだろう。そう思っていました。

しかし、いきなり大きな壁にぶち当たりました。

UV球、ICO球、NURBS球、メタボール、球だけで4種類もある。
しかも、立方体を丸めるという機能で、球が作れることができるらしい。
面貼りという方法で、球を作っている人もいるぞ。

UV球

セグメント数、リング数を大きくすると、滑らかな球になる。

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ICO球

三角形で構成されている球

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NURBS球

いきなり滑らか。

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メタボール

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メタボールって、物体をふたつ近づけると、こんなふうになる(↓)やつなので、今回は、除外します。

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立方体を丸めた球

Modering(モデリング)タブをクリックして、デフォルトの立方体を右クリックし、細分化を選びます。

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分割数を3にします。数をふやせば、もっと細かくなります。

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スムーズを1.0にすると最も丸くなり球になります。この球をなんと呼ぶかわかりません。仮に球体化した球とします。

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球の作り方としての正解はどれなのでしょうか?

「モデリングに正解はない」とブログで言っている人がいるぞ。

それでも、正解がすぐに欲しい。

Unity用にファイルをエクスポート

とりあえず、Unityでゲーム開発のためのBlenderでのモデリングなので、
Unity用にモデルをエクスポートして、Unityにインポートしてみることにします。

「ファイル」→「エクスポート」→「FBX」を選び、ファイルをエクスポート(出力)します。


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Unityにインポート

Unityを上記サイトからインストール。インストール方法は、いろいろなサイトに開設があるので、ググっていてください。

Unityを起動し、「Project」ウィンドウのAssetsに、Blenderでエクスポートした、FBXファイルをドラッグ。それをSceneにドラッグします。

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↑ Unityでの画面 左からICO球、NURBS球、UV球、球体化した球体
影の付き方が違います。球体化した球体は、でかいな。
滑らかにきれいに見えるのは、NURBS球。他はでこぼこポリゴンって感じ。

まだ、ポリゴン数とか、CPUの負荷とか全く考えていないですが、ポリゴン数をできるだけ小さくして、滑らかな球になる方法を探せば、それが答えになりそうです。

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そこで、↑これを見てください。
Unityでとても滑らかな球ができました。
ポリゴン数を増やさないで、滑らかな球を作る方法は、

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Blenderでオブジェクトを右クリックでスムーズシェードを選ぶだけ。そのあと、FBXでエクスポートすれば、Unity上でも滑らか球になります。
上の画像は、立方体を5等分した物を球体化したオブジェクトを使用していますが、けっこう丸いです。
ICO球、NURBS球、UV球、球体化した球体のどれを使っても、滑らかな球を作ることができそうです。しかしながら、どの球体がベストかまだ、わかりません。用途によって、使い分けるということなのかな。今後の課題です。

【参考用語】
リトポロジー、ローポリ、スカルプトモデリング、ポリゴンモデリング

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