啓蟄(菜の花と小米桜)移ろいゆく水と花
一年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。
移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、emmyと、MayuAraiによるドリンクといけばなを二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしています。
今回は第七十八回目の『啓蟄』、Mayuからのお手紙です。
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emmyさん、こんにちは!
春の不安定なお天気が続く毎日、いかがお過ごしでしょうか。今週は雨ばかり続き冷える日もありましたね。
先日は雨水のお手紙、そしてバラと珈琲のドリンクをありがとうございました。
そうそう!気がつけばこのお手紙も4年目を迎えておりました!こちらこそ今年もよろしくお願いします。
気がつけば節気は「啓蟄」を迎えました。
ぱっとしないお天気続きでしたがきっと一雨ごとに春に近づいてきているのでしょう。
花の世界はカラフルなチューリップやラナンキュラス、桜などが並び出しています。
本来は少しづつ暖かさを感じられる時期
冬眠していた虫や動物が動き出す季節
そんな「啓蟄」に菜の花を選びました。
若い緑の葉に鮮やかな黄色の花
まるで小学生のような幼さをまとう素朴で可愛らしい花です。
取り合わせには淡いピンクの花びらと軽やかな枝、小米桜を選びました。
花付きの様子が季節外れの雪が積もったようです。
小米桜の暴れる枝と
口元には水仙を数輪忍ばせて
花が咲くことを古人は「笑う」と表現しました
可愛らしい表現だと思いませんか
こちらは少し慌ただしい3月の初めを過ごしておりました。
emmyさんは春、どのようにお過ごしでしょう。お忙しくしていらっしゃるのかな。
三寒四温のこの頃、どうぞご自愛ください。
それではまた!
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二十四節気に合わせ、季節に寄り添ったドリンクとお花の交換会をしています。
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