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小雪(姫水木とバラ)#二十四節気の手紙
一年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。
移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、ドリンクスタイリストのemmyと、いけばな作家のMayu Araiによるドリンクとお花の交換会をはじめました。
二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしていきます。
今回は第二十三回目の『小雪』、Mayuからのお手紙です。
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emmyさん、こんにちは。
今日は一日中雨の静岡では久しぶりに寒々しい一日になりました。それでも東京と比べれば少しは気温が高い方なのでしょうけど。emmyさん、体調崩されたりしていないでしょうか。
今日から『小雪』の節季
そして七十二候の中では「にじかくれてみえず」となるそう。晴れ間が少なくなり、どんよりとした曇り空が多くなる時期だからこのように呼ぶのだとか。
たしかに、今時期に虹が見えたら珍しくて嬉しい、ちょとしたご褒美をもらったような気持になりそうです。
今回はバラと姫水木という枝物を合わせました。バラは小春日和を思わせる温かな色。
ふわっと、やさしい表情
バラは蕾がほころびだすと一気に優しい雰囲気を纏います。
そして、合間には少しのスイートピー
ひらひらと舞う雪に見立てて、と言えば格好いいのですが…。
実は、さすがにスイートピーを取り入れるのにはまだ早いかしら、と思いながらもあまりの可愛らしさに抗えなくて選んだ花でした。とってもいい香りです。
お花屋さんにはもうチューリップも並びだしていますね。
この時期にお花屋さんで春の花を見つけると、冬のわずかな晴れ間から虹を見つけたような心躍る気持ちになります。
さて、冬の到来も間近です。
疫病騒ぎのここ1、2年、今年は穏やかに年末まで過ごせるといいですよね。
それでは、また!
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二十四節気に合わせ、季節に寄り添ったドリンクとお花の交換会をしていきます。
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