霜降(唐胡麻と竜胆)移ろいゆく水と花
一年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。
移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、emmyと、MayuAraiによるドリンクといけばなを二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしています。
今回は第四十四回目の『霜降』、Mayuからのお手紙です。
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emmyさん、こんにちは。
ようやく少しづつ羽織ものが欲しい日が続くようになってきましたね。とは言っても今日は少し暑いくらいの強い日差しがさす静岡です。
秋が深まる10月となりましたがいかがお過ごしでしょうか。
前回の月見酒をイメージして作られたドリンクは、ぐっと秋めいた秋の夜に浮かぶ月を思い起こさせてくれる神秘的な雰囲気のドリンクでしたね。
今日は霜降を迎えました。
秋寒のころ、街を抜ける風も肌寒くなる季節です。
深まる秋によせて花をいけました。
平安時代以前には渡来していたと考えられている唐胡麻
秋には茎も葉も色づいてとても鮮やかになります。
水分の抜けた枯れ葉を使うにはまだ少し時期が早いかしら、
なんていう事を考えていたので
まだ緑の葉も残る唐胡麻がちょうど良く馴染んだように思います。
秋といえば、どうしても合わせたくなる芒
この1本があるとしみじみと良い雰囲気になる気がするのです。
さて、暦上では秋の節気は霜降で最後。
これから紅葉を楽しめる秋の終わりを迎えますね!
年末にかけては特に慌ただしくなる時期ですが、emmyさんもどうそ暖かくして過ごしてくださいね。
それでは、また!
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