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青春18きっぷは使っても残しても金銭的メリットがある

青春18きっぷを使って東京に行ってきた。
そして東京から戻ってきて、すぐにきっぷを売約した。

今回の旅で青春18きっぷを利用したことによる金銭的メリットを確認した。


残りは売却

青春18きっぷは東京への往復で2回分使うので、残りはあと3回分となる。
東京滞在中に、青春18きっぷの残り3回分の使い途を考えた。

東京から戻ったあと、きっぷの使用期限まで約3週間あるが、その期間内に別の場所に行くことは今の時点では考えていない。

このまま、ずるずると使用期限を迎えてしまうという残念なことだけは避けたい。
それを避けるために無理してきっぷの未使用分の消化を考えることは、さらに愚かなことだ。

青春18きっぷを利用するのは今回が2度目。初めて利用したのは2016年春だった。
あの時は3回分残ったきっぷを金券ショップで売却したことを思い出した。

今回も、青春18きっぷは東京から神戸に戻った日に売却することにした。

買取り相場

青春18きっぷの買取り相場を調べた。

・格安チケットコム https://www.kakuyasu-ticket.com/buy/price/18.html
・ウリドキ https://uridoki.net/ticket/kiji_134021/
・パトロライン https://www.patron-line.com/blog/seishun18-cashing

参考にしたサイト

使用期限まで3週間での、「3回残り」のきっぷは4,500〜5,500円。
ところが、「2回残り」のきっぷは4,200〜4,500円。
「2回残り」と「3回残り」の差はわずか300〜1,000円であることに驚いた。

3回残りを2回残りに

青春18きっぷの購入価格は12,050円なので、1回分は2,410円相当となる。

東京で滞在しているホテルから高尾山へのJR分の乗車料金は往復で1,900円なので、青春18きっぷ1回分相当の2,410円より少ない。高尾山へ行く日のJR乗車は高尾山の往復にしか使わないので、青春18きっぷのメリットを活かせない。そのため、高尾山へ行く日には青春18きっぷを使う予定はなかった。

しかし前述の通り、売却時の「2回残り」と「3回残り」の差が1,000円以下となりそうである。きっぷの売却を考慮すると、1,000円以上のJR利用であれば青春18きっぷの3回目は使ったほうがお得になるだろうと考えた。

高尾山行きに3回目を使い、「2回残り」にして売却したほうが青春18きっぷを有効に活用できると判断した。

買取り価格

東京から神戸に戻ってすぐに、金券ショップで「2回残り」の青春18きっぷを買取りしてもらった。

驚いた!
買取価格は6,000円だった。

買取価格は4,000円くらいを予想していた。
青春18きっぷの購入価格は12,050円なので、「2回残り」は4,820円相当となる。

12,050円 x 2回/5回 = 4,820円

元が4,820円相当に対し、その買取価格が6,000円には驚いた。
元の価値より高くなっている。

買取価格が予想した価格の1.5倍にもなったので、高尾山行きに青春18きっぷを使ったのは失敗だったのではないかと思い、お店の方に「3回残り」の場合の買取価格を尋ねた。

「3回残り」の買取価格は、7,500円だった。(価格は8/19まで)
「2回残り」が6,000円だったので、その差は1,500円。

高尾山行き(1,900円分)に青春18きっぷを使ったことは失敗ではなかったことが確認できた。スッキリした。

金銭的メリット

今回の青春18きっぷの収支を下表にまとめてみた。
金銭的メリットとして、割引き相当額と割引率を算出してみたがピンと来ない。
2万円超の乗車料金が6千円でまかなえた」と考えると分かりやすい。

まとめ

青春18きっぷは5日分使えるが、ほぼ一日中のJR利用を2日分使えば十分に元がとれる。未使用分は金券ショップなどで売却すればよりお得になる。

青春18きっぷには使用期限がある。買取価格は利用可能日数が少なくなるにつれて価格が落ちてくるので、次回からは出来るだけ早い時期に利用するようにしたい。

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