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正月「AIに負けない子どもを育てる」で家族と読解力テストをしてみては。

「AIに負けない子どもを育てる」の最大の特長は、RSTリーディングスキルテスト

新井紀子氏の「AIに負けない子どもを育てる」が、Kindle Unlimitedに含まれているため、年末に読みました。就学しているお子さん(や甥姪)をお持ちの方に特にお勧めしたい一冊です。この本のユニークな点は、付属する「リーディングスキルテスト(RST)体験版」にあります。このテストは、読者自身だけでなく、家族や特に甥や姪などの子供たちにも試してもらう価値があります。

特に、年末年始や春休みなどの長期休暇は、このテストを実施する絶好の機会です。私は、12月30日から31日にかけて子供や甥姪にこのテストを受けさせました。この体験は、彼らの読解力と、それが日常生活にどのように影響しているかを理解するのに非常に役立ちました。

新井氏の本は、読解力が現代社会においていかに重要であるかを明らかにし、特にデジタルメディアが支配する現代において、子どもたちが直面する課題に光を当てています。RSTテストは、これらの課題に対する洞察を深めるのに役立ちます。

なお、ChatGPTどころかコロナ前の2019年に書かれた書籍で、AIの未来についてはあまり書いていません。でも、AIの趨勢に限らず、今、目の前の読解力低下について書いてあります。
そして、今後は、教育関係の論文は「多くの人が受けたくなるテスト」と対にして行うと、別次元のことができる、ということを感じされる本です。

まとめ: 新井紀子氏の「AIに負けない子どもを育てる」は、読解力の重要性を浮き彫りにするだけでなく、具体的な行動を促す一冊です。特に、RSTリーディングスキルテストを用いることで、子どもたちの能力を客観的に評価し、彼らの将来に有益な洞察を得ることができます。読書好きな方、教育に関わる方々にはお勧めの書籍です。

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