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ネコの日記念。我が家の猫さんたちを紹介します。

 ぼくの家には現在、4匹の猫さんがいて、奥様の絶対君主エカテリーナ2世様とぼくと4匹の家族で暮らしています。もともとは和歌山で拾ってきたヨッシー吉宗、オフィスに訪ねてきた果敢な女の子ももの2匹で、この子たちはとってもなかよく暮らしていたのでした。ヨッシー吉宗はぼくが和歌山市に活性化案件で出張した際、和歌山城の天守閣公園で保健所に捕獲されていた仔猫でした。その場に居合わせたぼくはその光景が忘れられず、和歌山市役所や保健所に電話をし、捕獲された場所の特殊性もあったのでしょう、なんとか保護したわけです。和歌山城の天守閣公園から来たので、吉宗という立派なお名前を授けました。下の写真はヨッシーのアップ。もう今年は17歳で結構なお爺ちゃん猫です。

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 ももちゃんは紅一点。こちらも麻布十番のぼくのオフィスのエレベーターホールで鳴いているところを発見。格闘の末に保護。6階のエレベーターホールになぜ仔猫がいたのか、まったく不明です。ももちゃんという名前は保護するときの大立ち回りの際、興奮してエカテリーナ2世様の腿(もも)に噛みついたことから命名されました。女性は激しいよな。ヨッシー吉宗とももは相性もよく、2匹は幸せに暮らしていたのです。

下の写真は、毅然とした空気を放つももちゃん。

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 そこに加わったのが、目が見えなかった仔猫三日月。奥様が近所のマンションの植え込みで鳴いていた仔猫を保護。当初は両目が感染症で塞がっており、角膜穿孔という酷い状況でした。これは治らないだろうなと思っていたのですが、本郷のトライアングル動物病院の名医のお陰で、彼は目が見えるようになったのです。当時乗っていた997ポルシェカレラのサスペンション交換費用を投じて、彼は目が見えるようになったのですが、ぼくへの感謝の念はほぼ無いようです。はは。なお、三日月という名前は彼が保護されたマンションがクレッセントという名前だったからです。

下はまだ目が開かず、可愛かった頃の三日月。

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しかしこの三日月の受け入れに対してかなり激しく抵抗したのが、上述の紅一点ももちゃん。ヨッシー吉宗との蜜月に水を差されると思ったのか、仔猫の頃の三日月に対して執拗な攻撃をしたのですね。三日月も当時は随分ビクビクしていました。でもこの三日月。おそらくアメショーの血が入っており、身体は丈夫でガタイがいい。大人になるにつれてももちゃんとの体格差は顕著に。さらに、目が見えないころは天使のようだったのですが、回復とともに悪魔のような性格に変身。ももちゃんへの復讐が始まり、大変な抗争へと発展したのでした。

 三日月の遊び相手ができれば抗争も収まるのではないか、という奥様の判断により、里親さんから紹介されたのがもっとも若い新人の春くん。この子は春日部の廃材置き場で保護された仔猫です。この新人の春くんは天真爛漫で、三日月のように狼藉をはたらくこともなく、先住猫さんたちを立てていて当初は概ね好評でした。さらにこの子も洋猫長毛種さんの血が入っているからか、体力もそれなりにあって、三日月とも遊んでくれています。よかったよかった。と思ったのも束の間。春は次第に三日月の舎弟と化し、ももちゃんを2匹で襲うようになってしまいまいた。

こちらは来た当初の春くん。春日部から来たから春。

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 猫の社会も難しい。わずか4匹でこの様子。みんな仲良く、というのはそうそう簡単に手に入るものではないようです。平和はいつ訪れるのかな。

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