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開業します

会社勤めを始めて数十年、まさか自分が独立することを考えるとはおもってもみなかったです。
リスクをとらない生き方をしてきた私が、奮起して独立しようと思うようになった記録をつづっていこうと思います。


思えば新卒から思いは変わらなかった

氷河期から抜け出せない私の就職活動

私が高校の時はバブルで、時代は女子大生ブーム。やっと大学生になったと思えば今度は女子高生ブームと、全く時代に乗れない団塊ジュニア後期。
そしてバブルがはじけて、本格的に氷河期突入と同時に就職活動が始まりました。
当時、短大生だった私にとって、就職先はもう皆無。なぜかゴルフのキャディーの仕事は多かったですが、経営学科にいた私にはピンとこず進路に悩んでいました。
進路指導室にいくと、張り出されていた大学への推薦編入の張り紙をふと見つけました。「こういう道もありかもな」と先生にも相談しながら社内選考にチャレンジをして、運よく編入が決定しました。
「とりあえずつらい就職活動は先延ばしにできた。これで少しは景気が回復したら」
と淡い期待を持ってました。でも、そもそも今ですら「失われた云十年」って言われる日本で、そんな数年で回復することもなく、結局またつらい就職活動をすることになったのです。

幸か不幸か、2回就職活動を経験して企業の対応の違いに驚きました。
短大卒と、大学卒での扱いがまるで違うのです。短大時代は門前払いだった企業が、大卒だと最終選考まで行けたりします。たった数年です。数年歳をとり、肩書が変わっただけで世の中の反応がこんなにも違うということを体感しました。そんな数年でさして実績を残したわけではなく、むしろ短大の時の方がいろいろ勉強し資格も取ったという自負があったので、とても違和感を感じてしまいました。

次は、この違和感である業界に絞ったお話をします!


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