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オンライン採用で「学生の本音」を聞き出す面接の工夫点を紹介します!

初めまして。グローアップの新卒採用担当、山田です!

実は私、前職は高校教員として勤務をしていました。この経験から、学生とのコミュニケーションには慣れているつもりだったんです。
しかし、採用担当としていざ実際に面接をしてみると、難しいな…と感じる部分が多くありました。
また、今年は対面での面接ができなくなり、弊社でもウェブでの面接を中心に選考を行いました。最初は、学生の雰囲気、熱意などが分かりにくく、対面より面接することへの難しさを実感。ウェブになると学生への魅力付けも一段も難しくなりましたよね、、

そんな私が今年の自社の採用面接を通して、オンラインでどのように学生の本音を聞き出すような工夫をしていたかお伝えしていきます(^^)


1.ありのままの「自分」と「あなた」で向き合う


キミスカのコンセプトは、
「ありのままの自分を好きだと言ってもらえる喜びを、キミへ~偽らない就活~」です。これが、私たちの採用にかけている想いで、面接の最初に学生さんにお伝えしております。

このように、人事さん自身の今年の採用への想いを最初に語ることが、学生さんの本音を聞き出すための第一歩になります。どのような想いがあり採用をしているのか、学生さんにどのように就活、面接と向き合ってほしいのかなど話してあげることは、最初のアイスブレイクとして非常に有効的です!

▼『キミスカ』コンセプトムービーです(^^)/


また、面接の中で自分自身、会社に関してもありのままを伝えています!
良く見せようとするのではなく、自社について素直に話すことが重要です。

2.相手を受け入れる態勢

まず、面接の中で私が1番気を付けていたことは、学生の話すことをしっかり受け入れてあげることでした。人間、誰しも自分の発言したことに対して、特に目上の人から難しい顔されたりしたら不安になりますし、緊張します。そうすると、徐々にその人が良い表情するような言葉を選びます。
私は、ファーストキャリアの面接時に、このような「偽りの面接」をしていました、、

私が、採用担当として面接を実施していた際に工夫していた点は、下記の2点です。

1.面接時は常に口角をあげて、「うんうん」「そうなんですね!」など
  リアクションを入れて話を聞く

この人は自分のどんな言葉も受け止めてくれる、という安心感を学生さんに与えることが、本音を引き出すためには重要です。ウェブだと対面よりも表情が分かりにくいと学生さんも感じています。そのため、対面以上に顔の表情を気にして、オーバーにリアクションしてあげる必要があります。

これって教育でも同じなんです。

生徒が間違えた答えを言ったら「違うぞ!」って険しい顔して指摘する先生ってどう思いますか?嫌ですよね。
まずは、それが例え間違えていたとしても、「そっか!そう考えたんだね!」とまずいったん受け入れてあげるクッション言葉を入れます。その後に「どうしてそう考えたの?」という部分を聞いていきます。そうすることで、生徒は自分の考えた筋道を話してくれます。
教育の中でも、この思考の筋道を見てあげるのが非常に重要でした。
けど、ここで「違うぞ!」とだけ言うと自信が失われ、何も言わなくなってしまいます。

『受け入れる体制』は人とのコミュニケーション、教育、採用面接を行う上で非常に重要なポイントになってきます。

2.質問の合間に、自分の体験談などを入れて「会話」を楽しんでもらう!

お互いに理解を深めていくことが面接なので、自身の話をすることで学生も心を開きやすくなります。
「自分は学生の時こんなふうに考えていたけれど、〇〇さんはどうだった?」という質問の仕方をすると、学生も話しやすくなります。

パソコン越しにただ話を聞くだけでなく、ぜひ自身のことも話しながら
学生の想いに寄り添う面接をしていってください!

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3.質問の回答に対して深堀りをする

面接をしていく中で、準備してきたテンプレートをそのまま答えてくる学生さんも中にはいますよね。ここでは人事さんがそれをどう深堀りしていくか?が重要になってきます。

Q.弊社を志望する理由は?
A.人と関わる仕事をしたいと思ったからです
Q.どうして人と関わる仕事をしたいと思ったのですか?
A.学生時代に〇〇な経験を通してきたからです。

この質問は、学生のどんなところが分かると思いますか?
どうしてそう思ったのか、どんな経験したのかという表面的な部分しか見えにくいですよね...

さらにここから、視点を変えて深堀っていき、学生の考え方や人生観を点と点をつなげていくように聞いていくことが大切です。これをすることで、学生自身も新たな自分を発見できます。

よくある質問などは、学生は答えを事前に準備してきます。回答自体を重要視するのではなく、どうやってその答えを導いたかというところを見ていってください。論理的に語る人もいますし、強烈な原体験があって感情的に話してくれる人もいます。そこで、その人の思考や潜在能力など、根本的なところが見えてきます。

このような深堀りができるように、事前にキミスカの中で学生さんのプロフィールページと履歴書を面接の前にがっつり確認します。

適性検査の結果、写真3枚(プライベートの写真も)、自己PR、志望業界・職種、趣味など詳しく見れます。
♦適性検査で懸念点になっているような部分は、面接で質問していきそれが本当か見極めていきます。
♦ウェブ面接が増えていく中で、写真3枚、趣味など見れるとその学生さんがどういうことに興味あるのか、どういう学生さんなのかイメージしやすくなります。
♦自己PRの部分はかなり面白いこと書かれている学生さんがいるので、そこに関して気になる部分を聞いていったりすると学生さんも嬉しいかも…!

このキミスカの学生プロフィールページがあることで、基本的な情報は事前に分かります。そこを聞く時間を省き、さらに深い部分を聞く時間にしていくことができます!

オンライン面接を進めていく中で、この事前情報のインプットは対面に比べて非常に重要になってきます。

キミスカ

4.就活のアドバイスをする

様々な仕事経験を積み、また多くの新入社員を育成している人事であるみなさんの方が、その子の可能性を見る目は圧倒的に優れています。
それを活かして、ぜひ学生さんに就活のアドバイスをしてあげましょう。

私自身も、時には人材ばかり見ている学生さんにも、話をしていく中で人材に絞る必要性を感じない時は、他の業界・職種も向いているんじゃないかな?という話をしていました。

面接とは「企業」対「学生」ではなく「人事のAさん」対「学生Aさん」で話す時間です。
その学生Aさんが、決して自社に就職しなくても、今後社会人になった際に「仕事を楽しめる・活躍できる人になってほしい」という期待をこめて、助言をしてあげましょう。それができるのは、採用担当者だけです。

そうすることで、その会社・人事の印象が学生の中にきっと残るはずですし、将来的にご縁があって一緒に仕事をすることがあるかもしれません。
「記憶に残る面接」を目指しましょう。

私も、実際自分に対して興味を持ってくれ、助言してくれた人事さんと、その会社のことは未だに覚えておりますし、その方のおかげで自分のやりたいことが見えてきた部分がありました。
これから社会に羽ばたく学生さんと向き合い、背中を推してあげられるような採用担当者が増えていくと良いなと願っています。

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以上、面接に関するコツを紹介しました!

最後に『キミスカ』の話を少しだけ・・・

キミスカは、事前に学生の自己PR・適性検査・資格・能力等見ることができるので、求める人材に対しピンポイントでアプローチすることが可能です!

「コロナにより採用のあり方が変わるのではないか...」
「オンライン面接が不安...」とお悩みに感じていましたら、ぜひお気軽にご連絡下さいませ!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!!


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